「鹿島に何から何まで…」浦和、山中亮輔の言葉で浮き彫りとなった完封負けより由々しき状況とは

鹿島相手に4失点の完敗。「中でやっていても、気持ちを出す選手がいない…」

 寒空に溜息しか出ない敗戦だった。

 30節、アウェー鹿島に臨んだ浦和は11分に先制され、50分に2失点目。前に出ざるを得なくなった浦和は64分、82分にも失点し、0-4の完封負けを喫した。

 6節・柏、9節・名古屋、27節・横浜戦に続く今季4度目となる4点差負けだ。

 敗因のひとつを挙げるなら来季のACL出場を現実的に狙える鹿島に対し、浦和はそれがほぼ消滅した状況。先月25日に発表された大槻毅監督の退任は結果、カンフル剤にはならず、モチベーションの差が内容とスコアに出てしまった。

「鹿島に上回られてしまった。一つひとつ、何から何まで負けていた」
 試合後の会見で浦和DF山中亮輔は完敗を認めた。

 一方、山中が「チャンスはあった。そのなかのひとつが入ったら違う結果になった」と話す通り、前半終了間際、MFマルティノスが決定機を作ったが、総じて攻守に精彩を欠いた印象だ。

 ただ完封負けより由々しき状況が、山中の言葉で浮き彫りとなった。

「大量失点したなか跳ね返す力というか……、中でやっていても気持ちを出す選手があまりいない。その点が一番、もったいない」

 この言葉に思い出すことがある。

 昨年3月中旬。浦和はオズワルド・オリヴェイラ監督のもと、リーグとACLグループステージを戦っていた。3月の公式戦6試合の戦績は、3勝1分2敗とまずまずだが攻撃面が大きな課題だった。加入したばかりの山中は、柏、千葉、横浜と渡り歩いた経験のなか、チームにある違和感を覚えていた。

「このチームの選手は監督やコーチに誰も何も言わないし、選手同士、話し合おうともしない。大丈夫かなと思う」

 批判ではなく、純粋な疑問だったのだろう。前者はピッチ内。後者はピッチ外のことだが根っこは同じ。問題はチームをまとめる、あるいはまとまろうという選手がいるのかどうかだ。

 たしかに今季、試合を見てもGK西川周作やDF槙野智章を中心に声を出し、鼓舞し、指示を出す光景は見受けられる。また19節・横浜FCからFC東京、名古屋と3連敗した際、主将・西川の音頭で選手ミーティングを開き、年齢、キャリアに関係なく忌憚のない意見が出たそうだ。これが功を奏し6戦負けなしとなったが、その後、前節までの4試合は1分3敗となった。

 良いときは自然と良い。黙ってでも勢いづく。しかし悪いとき、チームはいかに留まり、這い上がるか。ここにチーム力が試される。

かつての岡野、闘莉王、山田のような…核となり、精神的支柱となる選手がいない

 浦和には百戦錬磨が揃い、誰がキャプテンになってもおかしくない陣容だ。声を上げる選手はいる。だが、その声や佇まいで皆を納得させる選手が少ないのではないかと感じる。

 かつてで言えば、岡野雅行や田中マルクス闘莉王、「ヤマが言うんだから仕方がない」と黄金期のメンバーが自然とまとまった山田暢久のような存在が……。いまのチームに足りないもの。それは今更持ち出すのも陳腐だが、核となり精神的支柱となる選手の存在だ。

 具体的にはどんなタイプなのか?そのヒントを聞いた。

 今月2日、公開練習後のウェブ会見に出席したFWレオナルドにキャプテンシーの条件を尋ねた。

 レオナルドは情熱的な監督ならば情熱的な、冷静な監督ならば冷静なタイプの選手と、監督によって求められるキャプテン像は違うと説明した。

 それとともにレオナルドは「個人的にはタフなタイプのほうが好き。ベストを尽くすのはピッチの中だけではない。チームのために走り、ミスを指摘し改善しながらも、互いに意見をぶつけながら成長していければ」と語った。

 来季、就任する指揮官はどの選手をキャプテンに据えるか、そのひとつをとっても監督の考えが伝わってくる。

 存在するだけのクラブなら必要ない。勝てばいうことはないが負けても何か残る、また見たくなる“熱狂”をクラブ、チームは醸成しなければならない。

 果たして、今季、むき出しの感情が伝わる試合がいくつあったか?

 現在、病気療養中の土田尚史スポーツダイレクター(以下・SD)が昨年12月、発表した「浦和の責任」。掲げた意義とともに土田SDが抱いた危機感が改めてよくわかる気がする。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)

SOCCER DIGEST Web 12/4(金) 7:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bf78b6aedd8ca1e91019a7cdac47dc69a06dca0

鹿島戦で大敗後、サポーターへ挨拶を行う浦和の選手たち。(C) SOCCER DIGEST
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bf78b6aedd8ca1e91019a7cdac47dc69a06dca0/images/000


 

2 :2020/12/04(金) 09:10:52.29

あの試合山中は流れの中でクロス上げたかね

 

3 :2020/12/04(金) 09:17:05.62

↓ここがポイントだな

加入したばかりの山中は、柏、千葉、横浜と渡り歩いた経験のなか、チームにある違和感を覚えていた。

「このチームの選手は監督やコーチに誰も何も言わないし、選手同士、話し合おうともしない。大丈夫かなと思う」

 

7 :2020/12/04(金) 09:20:40.69

>>3
千葉にすら無い違和感とかw

 

4 :2020/12/04(金) 09:18:26.25

中山のとこ狙われる守備下手過ぎ

 

5 :2020/12/04(金) 09:18:53.55

ロートルが幅を利かせてるイメージ

 

8 :2020/12/04(金) 09:26:29.08

この人コメントもプレーも「他人事」だよね
失点シーンでボケーッと見てる場面を何度も見たがコメント聞いて納得だわ

 

9 :2020/12/04(金) 09:27:37.47

哀れな自称強豪

 

12 :2020/12/04(金) 09:29:49.03

まぁそもそも山中自身が戦える選手か疑問なんですが

 

13 :2020/12/04(金) 09:29:56.19

退任発表のタイミングがなぁ
JFLのHondaFCも監督が今年限りの退任って発表になってから今まで無敗だったのに負けたり勢いが落ちたからな
モチベーション大事よ

 

15 :2020/12/04(金) 09:31:44.63

鹿島も派手に点を取るチームじゃないからねえ
今季の試合だけど鹿島が2点リードしていて絶好のチャンスでも鹿島ってたもんw

 

19 :2020/12/04(金) 09:33:46.13

広島の血を入れすぎだ

 

20 :2020/12/04(金) 09:34:10.87

ピリッとさせる人間が居ないんだよね
でも、それは昔から。
闘莉王くらいじゃない?
怒鳴ってたの(´・ω・`)

 

23 :2020/12/04(金) 09:39:25.85

>>1
広州なんかの高額年俸の中国人選手はろくに練習もしなくなるらしいけど浦和からはそれに近いものを感じる。

 

27 :2020/12/04(金) 09:43:51.94

じゃあおまえが声あげろよ
若手でもあるまいし

 

33 :2020/12/04(金) 09:48:36.21

>>27
それが出来ない空気なんじゃないの?
本当は西川・宇賀神と・槙野・プルプル柏木がやるべきなのに。

 

28 :2020/12/04(金) 09:44:46.66

槙野とか柏木とか加入時は確かに選手としての能力は高かったけど
でもそれと同時にあれらが入ったことで失ったものの方が大きいよな

 

32 :2020/12/04(金) 09:48:04.59

>>1
お前が穴だから負けてんのに何で他人事なの?

 

41 :2020/12/04(金) 10:02:15.35

チームがバラバラじゃねえか

 

43 :2020/12/04(金) 10:06:41.34

この発言は浦和サポが怒りそうw

 

45 :2020/12/04(金) 10:08:43.66

山中自身も2億払って取るような価値はなかったな

 

49 :2020/12/04(金) 10:12:09.80

今の浦和のチームリーダーは誰なんだ

 

58 :2020/12/04(金) 10:16:45.79

現状に満足してなければ自然と声は上がるだろ
このくらいの立ち位置が1番快適なんじゃないの
ACLやらなんや出るようになると遊ぶ時間減るもんな

 

59 :2020/12/04(金) 10:17:23.89

芸能事務所さいたまレッズなのに所属タレント同士で言い合う方がおかしくね?

 

65 :2020/12/04(金) 10:32:08.96

マナー守らず立って応援するサポーターだけは勝ってたよ

何度もアナウンスされてたもんね

 

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1607040566/
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