同級生の男子生徒がプロの脚本家になっていた
そのきっかけが私への嫌がらせ小説だったと告白された
以下、下話になるので注意

中学時代、小説を書くのが趣味だった
それを知ったその男子生徒が、ルーズリーフに文章を書きなぐって

「俺も書いたから読んで指摘して欲しい」

と押し付けてきた



内容は、志村けんが朝風呂に入って一人でするというだけの話。ご丁寧に挿絵付き
後の彼曰く、「完全にからかい目的で怒り出すのを期待してた」らしい
ところが、当時の私は大真面目に添削と感想を返した
クライマックスシーンの直前にけんの回想シーンを唐突に差し込むのは無粋であるとか
懸想相手のぶーの魅力が全く伝わらないとか、
ラストのいってみよう!と言うかけ声は元々はいかりやの台詞なので、けんの射精時の台詞としてはふさわしくないとか
とにかく、大真面目にボロクソに指摘して真っ赤なるまで添削したルーズリーフを返した

すぐに高校進学でバラバラになったので、私はその後の男子生徒を知らなかったのだけど
彼はその添削を読んで、何やら火が付いてしまったらしく
本格的に文章を書く練習をはじめたそうだ
そしてそのまま大学に進み、とあるジャンルの脚本家として
定期的にスタッフロールに名前が載るようになったという
先日、同窓会で真っ赤なルーズリーフを見せながら感謝され、衝撃とともに複雑な気分になった

私の方はというと、現在は小説家として本を出すのではなく、出版社の社員として本を出しています

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1 . 名無しさん  ID:4mAGY3XR0編集削除
3と3の倍数になったらアホになるヤツか?
2 . 名無しさん  ID:6MyuO4mW0編集削除
お互いに天職だったって話ね。
3 . 名無しさん  ID:Mcvk6j8w0編集削除
添削にも才能が必要なものだろうしねぇ
4 . 名無しさん  ID:wzYMJldm0編集削除
出版社の社員としてってことは、ゴーストバスター?
5 . 名無しさん  ID:Z714NLfW0編集削除
>>4
www
それをいうなら「ゴーストライター」ww
6 . 名無しさん  ID:MB3SxqQz0編集削除
めでたく結婚してたら
良かったのに・・・

たぶん 彼のほうは 好きだったんだろうに
7 . 名無しさん  ID:KexC3Lju0編集削除
※6
いや、だって書く側と編集する側とかだとやりにくそうだけどな。友人どまりが一番忌憚ない
意見を言い合えるんじゃないかな、たぶん。

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