オバマはなぜ「広島原爆」を謝罪しなかったのだろうか?

コラムも狂ってるし、反応もまた違う意味で狂ってる。

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オバマはなぜ「広島原爆」を謝罪しなかったのだろうか?

人気最高潮の金泳三政府の初期に、

軍慰安婦問題で方向転換して、

「金銭補償を要求しない」と宣言

「道徳的優位措置」として好評を受ける

昨年、オバマの広島訪問時、

日本「原爆の謝罪は要求しない」を発表して、

塩野七生「国格を高めた」と称賛

「個人よりも国家を優先する主義」の産物であり、

被害者を無視する外交は避けるべき

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24>国と個人

日本軍「慰安婦」問題がこれほど長く続くと誰が想像しただろうか。 
1991年に初めて外交問題になった時は、数年ほどの努力で、何らかの形で終わると考えた人が多かった。
ところが30年近い歳月が流れた今、状況がよくなるどころか、2015年12月の韓日両国政府の生半可な合意によって、さらに複雑にねじれてしまった。

1993年2月、長い軍事政権を終息させて金泳三文民政権が発足した。
軍部内の軍事組織の清算、公職者の財産公開、金融実名制など、様々な分野で改革措置を断行したおかげで、金大統領の支持率は就任直後71%から一気に80%台へ上昇した。
こういった自信をもとにして、慰安婦問題でも果敢に方向を転換し、日本にこれ以上金銭的補償を要求しないと宣言した。
一時金500万ウォン(1998年、金大中政府から追加で3800万ウォン支給)と毎月の生活の安定助成金、医療費支援、賃貸住宅入居など、被害者に対する支援措置は韓国政府が世話をするので、その代わり日本は、慰安婦問題に関する真相を調査して、その結果を後世に教育するようにと要求した。

当時の日本政府は、慰安婦動員の強制性を認めていなかったのはもちろんのこと、1965年の韓 - 日請求権協定ですでにすべての問題が解決されているため、いかなる補償義務も認めないという立場だった。
一方で韓国政府は、2005年になって、慰安婦問題は請求権協定で解決されていないため、日本側に責任が残っているという公式的な立場を発表したが、その時もまだ明確に立場を整理していなかった。

法律的な論理がしっかりしていないので、日本政府相手に強制を認めて誠意ある措置をとるようにと要求するというよりも、実際は堂々と問うのではなく、何か物足りない態度で説得してお願いをする姿に近かった。
東京の韓国大使館で2等書記官を務めて、このプロセスを見守っていた私は、加害者に対する被害者の要求が、なぜこのように見苦しい姿にならなければならないのか、いつも心が苦しかった。
当時は今と違って、慰安婦問題に関する日本社会の雰囲気が、とても友好的だったのに。

「国家」だけを考えている外交官

金泳三政府の発想転換は、このような私の窮屈な心情を一気に洗い流してくれた。
その時から韓国政府の姿勢が180度変わった。
誠意ある措置をくれと哀れにお願いする代わり、被害者への支援措置は韓国が解決したので、日本は日本がすべきことをするようにと堂々とした姿勢を取った。
韓国政府は新たな政策を「道徳的優位に立脚した自救措置」と呼んだ。
韓国のメディアもほとんどが措置を肯定的に評価した。 
1993年3月30日の<ハンギョレ>は、「民族の自尊心を生かし、人道的な配慮も並行してしようとする最初の試みという点で、小さくない意味を持つ。この措置は、日本政府にかなりの心理的な圧迫を与える外交的効果を狙っているということもある」と報道した。
韓国の政策転換で刺激を受けた日本政府は、5ヶ月後の8月4日、慰安婦募集の強制性を認める河野談話を発表して、最終的に慰安婦問題を円満に収拾できる機会が訪れるように見えた。

1994年3月、日本勤務を終えてイエメンに行きながら、私は慰安婦問題から手を切ることになった。
それから17年が過ぎた後、再びこの問題に関与するようになった。
一つ不思議だったのは、私が対日外交でまれに見る素晴らしい決断だったと固く信じていた1993年の自救措置について、人々はそれほど大きな評価をしていないという点だった。
さらには、そのような措置があったという事実すら知らない場合がほとんどだった。
慰安婦問題に関する本を書いたある学者に会ったとき、本の内容に、1993年の自救措置が含まれていない理由を尋ねたところ、逆にそのような措置があったのかと問われて、少なからず驚いた。

そもそもどんな理由なのか?
公職を去り、3年ほど経ってから、初めてその糸口を見つけることができた。
私はあくまでも外交懸案を扱う外交官として、国の立場で考えていたのに対して、人々は国ではなく、被害者個人の立場で問題を見ていたという事実を、後になって知るようになったのだ。
慰安婦として引きずられて行って、直接被害を受けた当事者の立場では、日本政府が国家の責任をきちんと認めていないのに、なぜむやみに補償要求を放棄してしまうのかと思ったのである。
日本に対して適切に責任を問い詰めていないのに、どうしてこれ以上金銭的補償を要求しないという宣言をするのかと、不満を持ったということである。
このように、被害者が気軽に満足できない側面があったので、金泳三政府の措置は、人々の記憶の中に長く残っていなかったようだ。

今になって振り返ってみると、私は何よりも国家の体面が台無しになったことに心が痛んだものであって、国家の自尊心が再び回復したので満たされたと感じただけで、実際の被害者たちがどれだけ満足したのかについては関心が不足していたという気がする。
外交業務を引き受けて、それぞれの置かれた立場に応じて、同じことでも違って見える場合があることを常に心に留めていたと思っていたが、灯台下暗しで、そもそも1993年の自救措置について、まだそのような考えを持っていなかったのだ。

経済通商分野の外交交渉には、具体的かつ個別の利害関係者が存在している場合がほとんどである。
以前、政府との間の航空協議に初めて参加してみると、会議場の外の廊下には、民間航空会社の関係者らが待機していた。
新規路線の開設や増便について綱引きをしていて、相手国から譲歩が出ると、しばらく会議を中断して外に出て、航空会社の意見を聞いた後、また会議を再開するというように交渉が行われた。
交渉の結果に基づいて、航空会社の利益が大きく左右されるからだった。
自由貿易協定(FTA)交渉に先立って、各産業分野の意見を収斂する手順を経ることも同様の理由からだ。

被爆者の意見を無視した日本政府

しかし個々の利害関係者を特定するのが困難な分野の交渉では、この方法は可能ではない。
国民の個人ではなく、国全体としての利益が中心となるため、政府が問題を総合的に分析して判断を下さざるを得ない。
日本の過去の歴史謝罪問題とか、教科書歪曲問題、中国の東北工程問題などが代表的で、国家安全保障に関する事案も同じだ。

慰安婦問題は過去の問題でありながら、利害関係者が明らかにいるという特徴がある。
被害者のニーズも、日本の責任の認定と補償という点で、ある程度具体性がある。 
2015年12月の合意内容が幅広い支持を受けていないのは、被害者の意見を十分に収束した結果であるとはいえないからである。
国連の女性差別撤廃委員会から「両国政府の合意は被害者中心のアプローチを十分に取らなかった」という指摘が出てきたのも、これを裏付けていると見ることができる。

2016年5月、オバマ米国大統領(当時)が人類で初めての原爆被害地の広島を訪問した。
訪問計画が発表されると、果たして米国大統領が核兵器の使用について謝罪をするかどうかに早くから関心が集まった。
軍人と一般市民を区別せず10万人を超える命を一瞬にして奪った原爆投下の行為は、国際法的にも人道的にも非難されて当然のことでありながら、アメリカは当然侵略戦争の元凶の日本に対して謝罪する必要がないという声が多数であった。
日本政府はオバマが広島訪問に負担を感じないようにするという次元で、早目に米国に謝罪を要求しないという立場を明らかにした。

<ローマ人の物語>で韓国でも有名な日本人作家の塩野七生は、オバマの訪問に先立って、<朝日新聞>とのインタビューで、日本が米国に謝罪を要求しないことにしたのは、とてもすばらしいことだったと口が乾くほど賞賛した。
彼女は「謝罪を要求せず黙ってゲストを迎えるほうが、大きな声で謝罪を要求するよりも、はるかにまともだという印象を与える」として、このような日本の態度を見て、米国や欧州は、同じアジアの国の中でも、日本は国家の品格が違うと感じるだろうと述べた。

以前なら私もかなり共感した内容のインタビュー記事だが、読んでいて強い拒否感を感じた。
原爆の恐るべき被害を全身で受けた被爆者の立場から見ると、米国の謝罪を要求しないことによって日本の国の品格を高めたという塩野の言葉がどのように見えただろう。
いくら心の中の感情を直接的にあまり表現しない日本の人々とはいえ、原爆被害者の心の中に、米国から一言謝罪を受けたいという深い「恨」が残っているのではないか。
米国に謝罪を要求しないほうがよい場合でも、そのような決定をする資格があるのは、日本政府ではなくて、直接被害を受けた個人ではないだろうか。

映画「ミッション」の痛みが再現される国際社会

国際社会は、国内社会とは異なり、紛争を解決する審判が存在しないため、すべての国は、自力で国益を守らなければならない。
このような構造の中で、個人が自分の権利を守るためには、最終的に国に頼るしかない。
もし国がなくなれば、その国民は、頼るところさえなくなる。
慰安婦問題の解決でも、原爆投下の謝罪も、相手国にそれを要求する国があってこそ初めて可能なことである。 
「正しくても正しくなくても祖国は祖国である」という言葉は、そこから出たのかもしれない。
かといって、無条件に国が永遠に存続する必要があって、そのための個人の犠牲は当然のものとはいえない。
人類の歴史は、国家の無条件な肯定と誇りが持つ無謀が、どれだけ悲劇的な結果を招くのかを数えきれないほど示した。

1986年に公開された映画「ミッション」は、18世紀半ば、南米のジャングルでグアラニー族アボリジニを改宗させて教会を建てて、キリスト教共同体を建設したイエズス会の司祭たちの話だ。
スペインとポルトガルが結んだ領域交換条約のため、グアラニー族のコミュニティをポルトガルに引き渡すようにといわれた神父は、困難ななかで積み上げた宣教活動の成果をすべて放棄するようにという不合理な指示に抵抗する。
かれらを説得するため、法王庁から派遣された大司教は、共同体を渡せばグアラニー族はすべてポルトガルの奴隷ハンターたちの犠牲になってしまうという神父の訴えに心が揺れながらも、冷静で断固として言う。 
「国家は永遠に存続しなければならない。そのための犠牲は避けられない」と。

日本植民地時代に国を失い、北朝鮮の侵攻で国家存亡の危機になった記憶がまだ生々しい韓国では、特に、個人よりも国家が優先だと思う土壌が存在する。
そのため、なおさら国と個人は何なのかという苦悩が必要である。
仕方なく国のため、個人の利益が譲歩する必要がある場合でも、それに先立って政策決定者がまんじりともしないで夜を明かす苦悩の過程がなければならない。
冷静な国益に基づいて行動しながらも、最後まで個人の存在を忘れない暖かい心をあわせて備えなければならない。
一寸の揺れもなく、国家と民族を考える確信に満ちている人ではなくて、常に会議で躊躇する人が必要なのかもしれない。
外交の現場にいる時よりも、離れてなおさら切実に思うことだ。


引用ソース
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=028&aid=0002353026&date=20170212&type=1&rankingSeq=6&rankingSectionId=102








韓国人のコメント


・なぜ謝罪する必要がある?
共感1457 非共感47


・日本の極右よ、それは君たちが米国を攻撃したからであり、そしてお前らが罪のない朝鮮を先に攻撃して、今までの反省なく嘘だけをついている。
共感1340 非共感28


・原爆で第二次大戦を終わらせることができたのに、謝罪?
原爆を撃たずに日本本土まできていたら、日本はより多くの死傷者が生じたのです。
したがって日本は、米国が核を撃ったことを感謝するべきです。
共感1147 非共感52


・安倍よりもオバマを尊敬する。
共感832 非共感32


・何を言ってる?
原爆を落とされるようなことをしたからではないか?
それについてオバマがなぜ謝罪をするのか?
頭がゴミなのか?
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・私たちに謝罪をするのが先だ、倭寇め。
共感97 非共感7


・広島長崎の原爆がなかったら、解放もなかったのに。
狂った共産主義者たち。
共感74 非共感4


・なぜ謝罪する必要がある?
戦争を終わらせるための仕方ない措置だった。
共感61 非共感3


・東京ではない場所に投下したことに、日本は感謝しなければしない。
米国は慈悲を施した。
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・本当にすっきりとした原爆投下だった。
それがなかったら、日本はより多くの犠牲者を作っただろう。
そして謝罪は日本がすべき。
原爆を落とされるような間違ったことをして申し訳ありませんでしたと。
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・それで解放できたのに、謝罪をしろだなんて、お前はそれでも韓国メディアなのか。
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・原爆2つで大韓民国が解放されたのに、ハンギョレはそれが不満なのか?
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・米国が日本に謝罪しない理由は、いつかまた落とすつもりだからだろう。
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・ハンギョレのレベル。ふふふふふふ
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・日本が今していることを見ていると、もう一発落としても良さそうだ。
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・オバマが謝罪した瞬間に、戦犯加害国から被害者に変身しようとする日本の極右の意図通りになり、米国が戦争加害国で罪人ということにされる。
一人一人には申し訳ない気持ちだが、日本の極右の態度のため、謝罪は非常に危険である。
日本極右は、死者を利用して、加害国のイメージを脱ごうと考えてるだけだ。
セヌリ党が国民のことを全く考えていないのと同じく、日本の極右は亡くなった者たちへの同情なんて持っていない。
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・戦争を終わらせるための唯一の手段がだったんい。
最後まで降伏しなかった戦争好きの日本が間違っていたのに。
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・もう一度核爆弾を安倍の頭の上に落とす必要がある。
そうじゃないと日本はマトモにならない。
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・原爆一つで被害者コスプレする奴ら…
自分たちが犯した戦争犯罪について謝罪と反省と懺悔するべきじゃないか?
植民地支配、関東大虐殺、南京大虐殺、自分たちの戦争に我が国の若者を弾丸受けとして送り、強制徴用、慰安婦…そして米国にも真珠湾爆撃などで太平洋戦争を起こした…
それだから原爆を落とされたんだ。
日本がしたことに比べれば、それぐらいの痛みは雀の涙だ!!!
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・敗戦国で戦犯国のやつらが謝罪云々いうこと自体がギャグ。
大空襲と原爆でたった数十万死んだだけだろう。
数千万人を殺した太平洋戦争についてはとぼけてるくせに。
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・日本島国を消せなかったことが残念なのに、なんという馬鹿話だ。
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・それはお前らが先に真珠湾事件を起こしたからだ。
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・なぜ謝罪?
そもそも、最初に触れたのは日本で、日本は自分たちが犯したことも謝罪せずに言い張っているのに、謝罪を受ける状況じゃないだろう。ふふふふ
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・原爆のおかげで記者両班も生きているのに、何という奇妙な話をしてるんだ。
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・金日成が戦争を起こさなかったら、日本は農業国化していたのに…親日派のような奴ら。
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・戦犯国日本にどうして謝罪?
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・自業自得なのに謝罪を受けたいって?
日本は私たちに謝れ。
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・アメリカと中国とソ連が連合して、日本本土に上陸する必要があったんだ。
それなのに原爆2つで戦争終了。
むしろ日本が感謝しなければならないのに、謝罪だなんて。
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・日本は真珠湾爆撃を先にして戦争を起こした代価として罰を受けたのだ。
しかし我々はまったく罪もないのに侵略されて、民間人が被害を受けた。
立場が完全に異なっている。
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・米国も本当に考えがない…
どうせなら日本全域に落とすべきだったのに…
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・後頭部を殴ったから報復されらのに、なぜ謝罪する必要があるのか!
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・謝罪を要求するにも、私たちの国力が日本より高いか対等になってこそ貫徹することができる。
力もない犬がワンワン吠えても、戻ってくるのは嘲笑とあざけりである。
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・ところで謝る理由はないと見るが?
戦争には戦勝国と敗戦国が存在していて、戦勝国が謝罪する理由はないだろう。
戦争もルールというものがあって、謝罪をするというのは、第二次世界大戦での日本に正当性を付与させるものだろう?
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・落とされることをしたから落とされたのに、なぜ謝罪する必要があるのか。
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・日本は宣戦布告なしに奇襲した。最低の戦争のルールすら守らない奴らなのに、謝罪を望めるわけがない。
むしろ原爆で戦争を早期終結させて、それによって犠牲者が減少したと考える。
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・東京、大阪、京都、長崎、広島、5発落とす必要があった。
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・日本が韓国に先に謝罪してたなら、米国も日本に謝罪したかもしれない。
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・あいつらは、あと10回落とされる必要があるわけだけど?
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・地図から消えていないことを感謝しなくちゃいけないのに、謝罪って…
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・日本は謝罪を受ける資格がない。
謝罪を受ける前に、韓国に先に謝罪しろ。
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