311: ななしのいるせいかつ 2009/01/17(土) 21:33:48
ウチの料理は出汁をとらずに作られていた。
子どもの頃から、特に味噌汁やらうどんなどの汁関係が苦痛だった。
マズイのに毎食味噌汁つき。

市販のポテトチップやインスタント麺などが心の拠り所だった。
当然というべきか、ジャンクフード大好き人間に育った。

母方の祖母の料理はウマイのに、なぜなんだろう?と
高校生くらいの時、正月に母実家に一緒に帰省した時思い切って聞いてみたら、
出汁ナシ衝撃汁物の元凶は、同居している父方祖母のメシマズだったということが発覚した。

311: ななしのいるせいかつ 2009/01/17(土) 21:33:48
結婚後、普通に鰹節で出汁を取った味噌汁を作って出したら、
父と姑舅(父方祖父母)に「なんだコレは!魚臭くて食えねえ」と散々言われたそうだ。
祖母の「味噌のお湯溶き」に慣れてしまっていた父にとって、
出しの効いた普通のお味噌汁が”マズメシ”だったのだ。
それでも好いた夫の舌に合わせようと、出汁無しマズ汁物を作るようにした母。

試しに祖母宅で、母に出汁をとった味噌汁を作ってもらったら美味しかった。
その後、私や妹からの説得もあって母は普通に料理を作るようになった。
メシマズ家に嫁いだばっかりに、マズメシを作らざるを得なくなった母カワイソス。

312: ななしのいるせいかつ 2009/01/17(土) 21:59:09
>>311
うちの父もメシマズスキーだ。

実家では農家から直に買った良い米で、ちゃんと炊けばめちゃくちゃ美味しいのに
メシマズ好きの父親の好みに合わせて、水分過多のベチャベチャ米。
一人暮らししてた時に、両親が遊びに来て夕食を作ったんだけど、
手が荒れてるのと、経済的に余裕がないのとで、安い無洗米炊いて出したら、
「良い米食ってるな~。うちより美味い米じゃないか」とマズメシ父だけ大喜びだった。
母は後で「美味しいものでも食べておいで」とそっとお金を渡してくれたw

マズメシ好き父は変な宗/教にもはまってて、インスタントは一切使用禁止、
出汁も「乾物は酸化している」と言って使用禁止。>>311家と同じく、味噌汁などでも
出汁なしでめちゃくちゃ不味かった。同じような理由で魚・肉は3~4日に1度程度。
おやつなども買ってもらえなかったので、給食だけが心の支えだったなぁ。










引用元: 母が作る衝撃的な料理~十一皿目~