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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話

 



http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1473419208/


1 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:06:48.08 ID:V7RNIziR.net
最初に ちょっとした俺の詳細、

当時20歳、すこし細かく言うと 大学一浪して四月生まれだった俺は入学直後に成人した大学一年生。

顔は よくはないが それほど絶望的ではないと思いたい。

コミュ力も低くはないはずの、まあ多分 高校ならクラスに一人、大学だったら大勢いそうな一学生といえば想像しやすいかも知れない。

当時は地元の隣県の国立大学に入学して二か月弱だった。



2 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:08:54.32 ID:V7RNIziR.net
高校のころは一人暮らしに あこがれを抱いていて、その大変さを過ごしてから気づいて、自分の無能さに気づいて、ようやく生活リズムが出来上がったころにバイトを始めた。

仕送りも一応してもらっていたが俺の周りの奴らは結構苦学生が多くて、「俺も何かするべきなんじゃないか」なんて考えたり、恋人もいない、他学部と比べると暇である、という いくつかの要因も重なってバイトを始めた。

今の日本何て地方は どこも人が少ない。夜の九時過ぎにもなれば飲み屋街以外は人影もまばらだ。


日付は確か六月の中旬ぐらいだったと思う。その日は綺麗な三日月が浮かんでいたのを覚えている。

バイト終わりの俺は そんな夜道を歩いていた。そんななかで公園の近くを通ると控えめなギターの音色が聞こえた。

今考えても不思議な話で、言い方は悪いが気まぐれみたいなものでギターの音色にフラフラ誘われて音源に近づいていった。



4 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @(^o^)/:2016/09/09(金) 20:12:32.23 ID:V7RNIziR.net
りを一裏に入て行にあったその公園は、大きさの割街灯の数が多くなった

から源の置の特定に少し かかっ灯の真ベンチに人影はなった。

こから少ベンチから音が出て。エルト・ジョンの「Your song」だった。

女性の麗な。気が付けば聞き惚れてい

弾き終わた彼女がこちらに気が付い。どら下向いて歌う彼女顔を見ようとしづきすぎたようだっ

だが近づいたおかげで彼女が認識できる。

ように見えるが薄暗くて詳しくは別しかねる。学生だろうか。



5 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:16:17.95 ID:V7RNIziR.net
「「あっ・・・」」

俺と彼女の声が重なった。思ったよりも若い声で俺の方に声をかけてきた。

少女「見られてましたか?恥ずかしいな・・」

彼女は勝手に見ていた俺を非難することもなく そういった。依然として顔が見えないので表情は分からないが言葉通り恥ずかしがっているように感じた。

俺「いや、上手だったよ。聞き惚れてた。」

少女「本当ですか!?嬉しいなぁ!あっ!リクエストあるなら弾きますよ!!」

彼女の声が嬉しそうな声色に変わる。ほめられてテンションが上がったらしい。

「へぇ、色々出来るの?」

「はい!和洋中なんでもどうぞ!」

この受け答えの時点で中々冗談の通じそうな子であることと、同時に少し変わった子だということを理解した。

「料理じゃないんだからwwそうだな…いきなり言われてもなぁ・・・」

正直言って その少女のレパートリーが分からないわけで、リクエストのしようがない。

「無いなら適当にやりますよ。すみません、ちょっと待ってください。」

そういうと少女は少しチューニングをしてから、「では!」といって歌いだした。

浜田省吾の『もう一つの土曜日』だった。




7 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:20:14.27 ID:V7RNIziR.net
バラードが合うのか歌がうまいのか。きっと両方だろう。

巧拙を語れるほどに俺は上手くないから批評なんてできないのだが、おそらく魂がこもっていると言えば一番近いのだろう。

しっとりと歌い上げる彼女の声が響く。

「お疲れ様。」

歌い終わった彼女に声をかけると、顔は依然見えないながらはにかむ様に

「どもども」という声が返ってきた。

曲が終わると何を話せばいいのか分からなくなった。

わずかに沈黙が続く。

が、突然彼女が叫ぶ。

「うわ!もうこんな時間!」というと少女は手慣れた様子でギターをケースにしまい、立ちあがって公園の出口に向かっていった。

「あ、あのさ!」

自分でも この時に何故声をかけたのかは分からない。

「また、ここに来る?」

「う〜ん・・・今日だけのつもりだったけど お客さんがいるなら もう少しこようかなww」

その一言だけを残して少女は振り返ることもなく公園から立ち去った。街灯の下を通る彼女は制服姿だった。



6 :名も無き被774号+@(^o^)/:2016/09/09(金) 20:20:01.01 ID:DCQWF44E.net
てます


9 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:24:22.84 ID:V7RNIziR.net
>>6
レスありがとう。

自分語りは得意じゃなくて これもちょっとした理由で書き始めたから色々思い出しながら書いてる。あんまり早く打てないから気長に見ててくれ。



伊達「という夢を見たんだな?」

俺「いや、開口一番でそりゃないだろww」

こんな会話は その日の翌日に俺の部屋で交わされた。


会話の相手は高校からの旧友・伊達(外見上サンドイッチマンの伊達にどことなく似ているので便宜上「伊達」)だった。

学部こそ違うが地元の高校から一緒にここまで来たのはこいつだけだ。こいつとは高校からの付き合いだが似ている部分が少ないのに仲が良かった。

学力の差だろうか?伊達は俺と同じく一浪こそしているものの医学部合格を果たした秀才である。

価値観も考えも違う。だからこいつに話を聞いてもらうことでだいぶ違う見方ができたりする。

だが些か話しにくいところもある。

「何で小島(俺、ノリがアンジャッシュの小島ににているらしいので顔は似ているといわれる芸能人がいないのでご想像で)だけ現役JKと出会いがあるんだよ!俺もお近づきになりたい!」

残念なことに こんな感じの男だった。


10 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:26:44.70 ID:V7RNIziR.net
>>9でも書いたけど ちょっとした理由があるから書き始めたんだ。暇だったら付き合ってくれると嬉しい。



「落ち着けよ。俺自身奇妙に思ったから相談してるんだよ」

「ふん。いいよいいよ。リア充の小島様は俺みたいにクリスマスにもエロゲやってる奴の気持ちはわかるまい!」

「そう言うなって。後でハーゲンダッツ奢ってやるから。」

「聞こう!」

「正座までしやがった!」

現金な奴だ。だがダッツくらいで話を聞いてくれるなら安いものだ。



8 :名も無き被774号+@(^o^)/宿2016/09/09(金) 20:22:43.38 ID:wQ4PVesD.net
姿


10 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @(^o^)/:2016/09/09(金) 20:26:44.70 ID:V7RNIziR.net
>>8
実話なんだけど暇つぶしの読み物にはなるかれな




12 :名も無き被検774号+@\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:27:40.91 ID:mGxpHyK/.net
読むら是非続けたま


13 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @(^o^)/:2016/09/09(金) 20:31:16.00 ID:V7RNIziR.net
>>12
ありがと

くなるかもだけど付きってくれると嬉しい


「で、何具体的どうしたい?」

「どうって・

て気

たい、思ったがって何をす何て全く考えてかっ

雨降って透ブラ見たいって?何てエゲさ

「言ってねぇだろ!婿落ち着け・・・はぁ・・・」

この男を頼るのは少なくい事だが話題が逸れるた少々ため綿う事もまた多い。

もう一度言うこんな男なのでる。

そうだな・・何をしたいかはえていった・」

は?マジで?んないいの

素のトーンで心底だというように伊達が驚

「そなのって・・なぁ・・・」

「なあ小よ。未来は可能出来だぜ?

呆れ笑いとでも言えば良ろうか。伊達は俺にそんな表で言った。

考える



14 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/2016/09/09(金) 20:33:37.89 ID:V7RNIziR.net
まぁ、そうだな・・望を言えばた歌聴きたいのと、少し話しいな、名。」

「ふむ・・なら今日も会るんゃないかういう約束なんだろ?」

調束、ねぇ・・」

顔すららな女の子と まおうなんて約束に現実味が湧なくて苦する。

俺がな顔をからだろう。達がもむろに立ち上がり、テーブルに足を乗せながら、「この伊慶(あ名前本名)には

ーン!とい効果けた伊達。

や、そういうのいいんでw

ネタは分かるが返しに見えてい。そして こいは俺が広い。魔法少からモビルスーツまでそつなく話せる奴だ

「なんだよ〜、まぁいい!ダ買いに行こう!

「はいはい・・・

と向かて言え こいるだけっていし、人生が楽しくも感じる

達との会話は朝の事だっ

その日は日ったので1らいまで伊達と一緒に試験勉強してか婿時かのバトに向かった



15 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:36:04.38 ID:V7RNIziR.net
バイ先はコンビニ

一緒のは五過ぎの店長、(便宜上ジャムおじでもぶことにしう。)

ねぇ、小島君?ほ来てもらって何だが彼とかいのかね?

店長・・・w

自身の口ら言中々の敗感だった。

「俺の顔で そんなのいまて。

い?君は無個性だが好感の持てるんだがね。」

聞き捨てならないことをいうジャムさん

だがこうやて冗談のえる人とては少な上の物でった。

しないもしたほうがのだ?恋愛は」

はしませ相手がいないんですよ・・

笑しなが憩に入って行。男子しすぎるが偽らざる事実だった。



16 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @(^o^)/:2016/09/09(金) 20:38:35.21 ID:V7RNIziR.net
(だあ、考えてみりゃ対象にり得殿だよな

♪〜〜」

日よりも少し近くた彼女との距離をなが彼女の聞き入る。

シャツにチェッスカート、赤ター昨日も少し鮮女を捉えた。

今日も彼女は洋楽を歌てい


ービ・ワンダの「Part time lover」だた。

アコギでている曲調が変わっている相変わらず上手

もそも名前も知らんし・・・)

ミュ障ではないが、俺りだ出会って二日目識がほぼ皆無の女性名前程のスキは俺には無かった

客が一人の イタルがいったん止まる。

「えへへ、うでした 

ああ、うん。じょだった・・って語彙貧困だはw

距離が少しだ近くなったおかげだ昨日見なかった彼女の少しだが分。整った顔立ちはいぞや達が見アイに似ていた

その顔が にやかに俺を見る



18 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/09(金) 20:40:22.95 ID:V7RNIziR.net
「本当ですか?ギター始めたの少し前だから全然自信なかったんですよ。」

「へぇ。そうなんだ。歌が随分うまいからてっきりずっとやってたのかと思った。」

「ううん、お兄ちゃんがやってたから貰ったの。」

「へぇ・・・」

指使いは随分と淀みがなかったので初心者には思えなかった。

「お兄さんは?何か楽器とかできないの?」

「俺?昔友達にギターのコード教えてもらったかな…今はほとんど忘れるくらいだから本当に嗜む程度なんだがw」

「お兄さんも出来るんだ!」

同好の士を見つけたからだろう。嬉しそうな声音が響く。

「いや、でも弦抑えるのだけで精一杯で曲なんか弾けないよ」

「そうなの?残念だなぁ…あっ!じゃあさ!」

私が教えてあげるよ。彼女は笑いながらこう続けた。




>>次のページへ続く


 

 

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