【俺ガイル】由比ヶ浜「ヒッキーって親子丼好き?」八幡「あ?」
- 2017年08月19日 16:40
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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八幡「別に嫌いじゃあないが」
由比ヶ浜「ほ、ほんと!?ヒッキー///」
八幡(なんで顔が真っ赤なんですかねこの子は)
八幡「ってか、嫌いな奴なんているのか?俺は聞いたことないが」
由比ヶ浜「そ、そうなんだ・・・・」
由比ヶ浜(やっぱ好きなんだ///)
由比ヶ浜「やっぱり男の子はそうなのかな?」
八幡「まあ、男は大体好きだろうな。嫌いな奴はまずいないと思う。特に、男子高校生なんて飢えてるといってもいいぐらいだからな」
由比ヶ浜(う、飢えてる///)
八幡(熟したもの?まあ、卵は言いようによっては若いだろうし、鶏肉も熟成させると、旨味が増す……ってことか?)
八幡「まあ、そうだろうな。たいていの場合は量も多いし、じっくり味わえるに越したことはないしな。」
由比ヶ浜(あ、味わうって/// あたしの身体をってことだよね……////でも、あたしだけのじゃなくて、お母さんの身体もってことだから……)
八幡(だからなんで顔赤いんですかねこの子は)
由比ヶ浜(あ、あたしだけじゃダメなの?ヒッキー……)
八幡「お前……残酷なんて言葉よく知ってたな……」
由比ヶ浜「そのくらいわかるし!ヒッキーあたしのこと馬鹿にし過ぎだからぁ!!」
八幡「だまらっしゃい。この天然ビッチ。そんな頭の軽そうな服装をしておいてビッチでないなんて言わせないわ、由比ヶ浜さん」
由比ヶ浜「それゆきのんの真似!?結構似てるし、っていうかヒッキーマジキモイ!!」
八幡(どっちかというとガハラさんのつもりだったんだがな。ま、こいつにわかるわけないか)
由比ヶ浜「そ、それじゃわ、若いほうだけじゃダメなの?」
由比ヶ浜「」
由比ヶ浜(お、お母さんの方がメインであたしはおまけってこと……?ひ、ひどいよヒッキー……)
八幡「いやだって、そうじゃね?」
八幡(抜いてる要素としては同じだよな)
由比ヶ浜「若いほうだけじゃ、ヒッキーは満足できないの?」
由比ヶ浜(あたしだけじゃダメなの……?ヒッキー………?)
八幡「別に嫌いってわけじゃあないが……まあ物足りないよな」
八幡(鶏肉なしの親子丼って卵丼?っていうのか?でも鶏肉はやっぱほしいな)
由比ヶ浜「そ、そうなんだ…」
由比ヶ浜(物足りないって言われた……)ガーン
八幡「だ、大丈夫か由比ヶ浜、さっきから顔が赤くなったり、青くなったりで忙しいぞ…?」
由比ヶ浜「そ、そんなことないし。ちょっと最近顔色が変わりやすくなっちゃってるだけだもん」
八幡「どんな奇病だよそれ…」
由比ヶ浜「病気とかじゃないし!そ、そう、体質なの!体質!」
八幡「いや、そっちの方がヤバいだろ。具合悪いんなら、無理すんな。今日は、部活休んだらどうだ?」
由比ヶ浜「そういわれたらなんか頭痛い気がしてきたかも…」
八幡「そうだろうそうだろう。ほら、はよ帰れ。雪ノ下には言っといてやるから」
八幡(これぞハチマン真剣奥義、暗黒催眠。ハチマンと話した者は体調不良になる。昔、俺と話した奴が本当に次の日休んで、ばい菌扱いがひどくなったんだよな…)ドヨーン
由比ヶ浜「?」
八幡「どうした?帰らないのか?」
由比ヶ浜「か、帰るし…じゃ、じゃあまたね…ヒッキー…」フラフラ
八幡「ん、またな」
八幡(俺も部室いくか)スタスタ
八幡「うーっす」ガララ
雪ノ下「比企谷くんは姉妹丼が好きなのかしら」
ハチマン「」
雪ノ下「あら、ヒキガエル君こんにちは。相も変わらず死んだ魚のような目をしているのね。あなたの性根と一緒だわ、わたしの身体は確かに魅力的かもしれないけれど、そのいやらしい視線を向けるのはやめてもらえないかしら。鳥肌が収まらないわ」
八幡「視線だけで鳥肌が立っちゃうとかやめろ、黒歴史が蘇っちまうだろうが」
八幡(聞き間違えか?)
雪ノ下「事実を言っているだけよ。何をどうしたらこんなに目が腐ってしまうのかしら。医学的に解明することは出来ないにしても、もう改善の余地はないのかしら。あ、でももしそうなってしまったら、もう比企谷君ではないのかもしれないわね」
八幡「こくんとかわいく首かしげながら、毒吐いてんじゃねえよ。不覚にもかわいいとか思っちまっただろうが、目の腐ってない俺は俺じゃないのかよ」
八幡「っていうか死んだ魚のような目をしてるのは、某銀髪系主人公だから。ぼっちと対極の存在だから」
八幡(あんな超絶リア充と一緒にしないでください、死んでしまいます)
八幡「俺が比企谷で悪かったな」
雪ノ下「否定はしないわ」
八幡「……あれ?」
雪乃「?」
八幡「お前、もしかして銀魂知って―――――」
雪乃「なんの事かしら、銀魂?金玉なら一般教養として知っているのだけれど。土銀が至高とか、ノーマルカップリングならやっぱり銀神が王道だとか、全く興味を持つことも出来ないわ。わたしが毎週テレビの前で全裸待機しているなんてあるはずがないでしょうそもそも比企谷くんがそんなことを言い出すから脊髄反射でそんなことを言ってしまっただけなのに鬼の首でも取ったようにそこばかり攻めてくるのは卑怯というものでしょう。あ、そもそも比企谷くんは卑怯者だったわね、目も腐っているし、理系科目はからきしだものね」
八幡「お前…動揺するとまくしたてる癖何とかしたほうがいいぞ。というか、最後のはただただ俺をけなしてるだけだろうが」
八幡(最初の方に聞こえた言葉はなかったことにしよう)
八幡「あ?なんだよ急に」
雪ノ下「比企谷くん、あなた、姉妹丼は好きかしら?」
八幡「」
雪ノ下「どうして固まってしまったのかしら、ちゃんと答えて頂戴」
八幡(落ち着け比企谷八幡。こういう時は努めて冷静に、冷静に対処するんだ)
八幡「い、いや…ななな何のことだかわかりませんねえ」
八幡(思いっきりどもったあああ)
雪ノ下「あら、意味が分からないの?変態谷くんはこういうことに関する知識は人並み以上にあるものだと思っていたけれど。本当にわからないのかしら」
八幡「さ、さあ?俺にはわからないな」
八幡(やばい頭まわってない)
雪ノ下「わからないのなら教えてあげるわ。姉妹丼というのは、姉妹が、同性の男性と性的な関係を持つこと、或いは、それらを描写したものの事を指すのよ」
八幡(そうですよね、他に意味なんてないですよね)
雪ノ下「性的関係を持つというのは、平たく言えばセッ――」「ちょっ、待て待て待て!!!」
雪ノ下「なによ、比企谷くん」
八幡「皆まで言わなくてもわかるから、わかったから」
雪ノ下「あら、そう?わかってくれてうれしいわ」
八幡「どうって何が」
雪ノ下「姉妹丼。好きなのでしょう?」
八幡「お前は一体なんで急にそんなことを聞くんだ?」
雪ノ下「興味本位、というやつよ。キモヶ谷君が私たち姉妹に対して、そういう劣情を催していたら、危険でしょう?しっかりと把握して、しかるべき対応を取らなければいけないと思っただけよ」
八幡「いや、キモヶ谷ってなんだよ、キモヶ谷って。心配しなくても何もしねーよ。お前はともかく雪ノ下さんなんて、女としての対象にすらならん」
八幡(雪ノ下姉妹の姉妹丼、ちょっといいと思ってしまったのは秘密だ)
雪ノ下「それは遠回しな告白と受け取っていいのかしら」
八幡「なんでそうなる」
雪ノ下「私なら性的な対象になるのでしょう?」
雪ノ下「あら、そういう意味ではなかったのかしら。でも、そういう風に取られてしまってもおかしくないような発言だとは思うのだけれど」
八幡「い、いや、確かに今のは俺が悪かった。誤解させてすまなかった」
雪ノ下「好きでもない相手にそういうことを言うと、勘違いさせてしまうわよ?あなた自身が、それは一番わかっているのではないのかしら」
雪ノ下「謝って済む問題ではないでしょう。一度言葉にしてしまえば、もうそれは元には戻らないのよ?私の心を動かしておいて、誤解させてしまったの一言だけで許されるとでも?そんなことをしているからゴミヶ谷君なんて言われてしまうのよ」ギュウ
八幡「お、おい雪ノ下?」
八幡(そっと手が握られる。彼女の白い手は小さくて暖かく、安心感を与えてくれる)
雪ノ下「でも、そういうゴミヶ谷くんなところも」
八幡(雪ノ下はまっすぐに俺を見る。きめ細やかな白い肌に、楚々とした瞳、ぷっくりと膨らんだ桜色の唇が近づいてくる)
雪ノ下「嫌いじゃないわ」チュッ
八幡「ひうっ」ゾクッ
八幡「いいい今お前何を!!?」
雪ノ下「なにって、分からないの?キスをしたのよ?」
八幡「い、いやお前そういうことを聞きたいんじゃなくってだな」
八幡「その…な、なんでキスを?」
雪ノ下「女の子の口から言わせる気?」
八幡「」
八幡「わ、悪い…」
八幡(なんで俺が謝ってるんだ?)
八幡「だから、誰が比企谷だ、ってあれ?ちゃんと今呼んだよな」
雪ノ下「あたりまえでしょう。それより早く答えてくれないかしら、もう時間もあまりないのだから」
八幡「え、時間がないってどういう「早く答えてほしいのだけれど!!!」
雪ノ下「20秒以内に言いなさい。20、19、18、17、16」
八幡「カウントが終わるまで答えなかったらどうなるんだ?」
雪ノ下「生まれてきたことを後悔する羽目になるかもしれないわね」ニッコリ
八幡「」ゾク
雪ノ下「13、12、8、7、6」
八幡「ちょっ、今数字とんだだろ」
雪ノ下「5、4、3」
八幡「無視かよ!!わかった、好きです、俺は姉妹丼が好きです!!好きだから頼むからカウントやめてえええええ!!!」
雪ノ下「2、1、チッ、惜しいとこだったわね」
雪ノ下「舌打ち?何の事かしら」
八幡(なんかすっげえ疲れたんだけど)
雪ノ下「もういいわ、返事はもう聞きました。あなたは姉妹丼が好き。それでいいのよね?駅前のホテルで姉さんが待っているから、今からそこに向かうわよ」
八幡「え、ちょっとまっ――――」ガシ
八幡「へ?」
黒服s「Yeah!」
八幡「」
八幡「いやああああああああああああっ!!!」ズルズル
雪ノ下「ええ、駅前のホテルまで。お願い」
雪ノ下「由比ヶ浜さん、あなたには比企谷君は渡さないわよ」
陽乃さん編とかエ口パートとか書こうと思ってたけど、時間足りなさそうだからやめとく。
題名は拾いものなんだけど今読み返したら意味わかんないじゃん…
即興だから文章変かもしれないけど許して。
元スレ
由比ヶ浜「ヒッキーって親子丼好き?」八幡「あ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503106880/
由比ヶ浜「ヒッキーって親子丼好き?」八幡「あ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503106880/
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コメント一覧 (32)
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- 2017年08月19日 16:48
- ありだと思います
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- 2017年08月19日 17:08
- 原作にこの押しの強さがあればなあ…
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- 2017年08月19日 17:57
- 9月に新刊出る予定だけど、どうせまた延期かな
代わりに12月頃に番外編出してお茶を濁すか
あるいは新作出して『仕事してる気に』なるか
渡航は本業がエリートリーマンだから内心読者を見下してるのが透けて見えるんだよな
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- 2017年08月19日 18:05
- 原作の展開に詰まったら別の作家活動して誤魔化すのが渡航の悪い癖
クオリディアコード、ガーリッシュナンバー、ゲーム特典小説がいい例
意識高い系達の会議ごっこの話あったけど、今の渡航はまさにそれ
『俺はちゃんと作家活動をしているんだ』と自分を欺き、本筋(俺ガイル本編)から目を背け逃げてる
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- 2017年08月19日 18:06
- ※3
俺が濃厚なキスをしてやるから黙ってろ ンチュッレロォムハァッ
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- 2017年08月19日 18:18
- そのくせ作家活動の『旨み』を覚えたからか、すっぱり辞める度胸もない
辞めるでもなく、真摯に作品と向き合うでもなく、ひたすらお茶を濁し続ける
本業のマーベラスではどんな感じかは知らないけど、相変わらず不誠実な仕事してるんだろうね
渡航って俺ガイルで例えるなら葉山と玉縄を足して2で割ったような感じだろうな
優秀だけど決断力がなくお茶を濁して仕事している気になってるとこがさ
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- 2017年08月19日 18:21
- 君は一体どういうスタンスで物を言っているんだ?
俺ガイルが好きだけど新刊出なくてムカつくー!か?
俺ガイル嫌いだ!渡は悪者だ!か?
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- 2017年08月19日 18:25
- ※6
この欲しがりさんめ・・・※5のキスで満足出来ぬなら我の魔剣レーヴァティンで可愛いお口を塞いでやろうぞ ボロロンッ
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- 2017年08月19日 18:46
- 失踪だけはしないで欲しいな…
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- 2017年08月19日 18:59
- ゆいろは丼はどこで食べられますか?って書こうとしたら
SS関係ない作者叩きが連投してて草
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- 2017年08月19日 19:00
- ※9
迷走はしてるよね(ドヤァ
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- 2017年08月19日 20:08
- 続きが見当たらないだが?ハヨハヨ
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- 2017年08月19日 20:20
- ※2
それがあったらただの戦場ヶ原ひたぎさんやん
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- 2017年08月19日 20:28
- あの美人お母さん込みでガハマさん選ぶんだよな普通…
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- 2017年08月19日 20:41
- 渡個人への恨み節はさすがにお門違いでしょ
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- 2017年08月19日 20:54
- 姉妹が同性の男性と関係を持つ……?
同性の…………男性…………。
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- 2017年08月19日 21:03
- ※4
今の渡航=玉縄軍団の会議ごっこというのはしっくりきた
そうなったきっかけは多分
俺ガイル2期終了というキリの良すぎるタイミングでクオリディアコードのオファーを受けたことで、渡の熱が不完全燃焼しちゃったからかな?
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- 2017年08月19日 21:06
- ※13
作者は西尾維新に多大な影響受けてるからな
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- 2017年08月19日 21:33
- やはりそばにいながら煮え切らない人達より可愛い可愛い後輩ですよね!
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- 2017年08月19日 23:06
- ※19 応援していますから、速やかにごみぃちゃんと既成事実を作って頂けますか?
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- 2017年08月20日 01:26
- ワイ作者、初SSがまとめてられててニッコリ
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- 2017年08月20日 01:28
- ってか押しの強いゆきのんって普通にガハラさんだよな
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- 2017年08月20日 06:30
- 中の人的には斧乃木余接かな
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- 2017年08月20日 11:34
- はるのんssが見たいんですがそれは
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- 2017年08月20日 11:35
- 自分で書きなさい
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- 2017年08月20日 13:14
- 自分は八幡が考えた事なら基本肯定するけど
周りに妥協して馴れ合うに様になるのは八幡が絆されて妥協した様に見えるから薄っぺらく感じる
八幡が周りに流されて変化を受け入れるのはコレジャナイと思う
八幡自身が独特の価値観で「孤高」を貫いてきたキャラであるからこそ人気があるんだから、周りに尻尾ふって馴れ合うに様になるとは違うと思う
周りや親しい人間を敵に回しても自分を貫くから八幡はかっこいい
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- 2017年08月20日 14:22
- いろはす
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- 2017年08月21日 08:10
- ※5、※8の威力が高すぎて草。材木座は大人しくひっこんで、どうぞ
あ、ssはもっと続けて欲しかったです
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- 2017年08月21日 11:24
- ゆきのん姉妹から上の口でも下の口でも嬲られてカラカラになるまで絞られた後、意を決した由比ヶ浜から確保されママヶ浜と一緒に甘甘性感マッサージプレイを受けて連続ドライアクメで脳トロアヘ顔ダブルピースwith顔面おっぱいサンドの写真を撮られこの写真を小町ちゃんにバラされたくなかったらと脅され親子兼用生(ハメ専用)ケツアクメディルドとして生きることを誓わされる比企ヶ谷まで読んだ
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- 2017年08月22日 23:15
- まあハルヒとかにしてもそうだけど、読者側が責めても出版社や作者の回りの連中が何も言わないんだろうな
最初は急かしても続刊出なくて既刊が売れてる状況に満足しちまうんだろ、ただでさえガガガは他に目玉がないからな
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- 2017年09月04日 05:15
- ハルヒの場合、作品の仕掛けからして、内へ折り畳んでいくしかないので
巻を重ねて、息苦しくなって、書けなくなったのでは。あれは単巻ネタだな
俺ガイルの場合、やっぱり「本物」という「言葉」を出したからじゃないかね
あれは、小説の世界では「近代」の「精神」だ。つまり、ポストモダンより前
当時なら、八幡が青年将校にでもなって、雪乃が修道院へ入れば済んだ
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- 2017年09月04日 05:34
- 何かコメ欄すごいな…
あ、ssはまだ読んでないです