495 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/04/13 18:31 ID:2l9AUNyt
小2ぐらいの時の話。
当時俺は自転車を買ってもらったばかりでうまく扱えなかった。
そんな時に真夏のある日、地元の長く急な下り坂を無謀ながらもブレーキ無しで下ったら、
案の定転んだ。しかも、その坂の入り口あたりで転んだため横倒しに15mくらい下り(滑り)続けた。
Tシャツで肌が露出していたため、倒れた左腕の大半が擦れて真っ赤になった。
起きて横を見ると、現場を見たと思われるおばちゃん2人がいたのだがこっちを見ながらひそひそ話をするだけで何もしなかった。
その時、自転車に乗った若い人がこっちに来て声を掛けてくれた。
ものすごく親切で「大丈夫か?」とか「痛むか?」など言ってくれた。
そして、俺の自転車を起こして俺を抱き上げおばちゃん達に
「おい!そこの2人!この子、可哀想やろが!見ていないで助けろや!ボケ!」と(おそらく)関西弁で一喝。
口は悪かったみたいだが、当時の俺はとても嬉しいと思った。
その後、近くの友達の家に連れて行って貰い、そこで友達の母親に手当てをして貰った。
後に聞くと、その関西弁の若い人は「宮島」と名乗り、俺を友達の家に置いてすぐ帰って行ったらしい。

今、会ったらその人はもうおっちゃんだろうが会ってお礼を言いたい。
因みに左腕の傷は医者の話だと一生消えないらしい。





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