【ラブライブサンシャイン】ダイヤ「夏休みに帰省したら、偽物にルビィを寝取られていました・・」
- 2018年05月21日 14:10
- SS、ラブライブ!サンシャイン!!
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東京の大学に進学した私は、東京で一人暮らしを始めました
大学1年の夏休みに久しぶりに私は内浦の実家へと帰省しました
ダイヤ「うふふ・・ルビィに会うのも久しぶりですから・・うんと甘えさせてあげないといけませんわね!!」
そうこうしているうちに、私の足は黒澤家の玄関の前へとたどり着きました
ダイヤ「うふふ、待っていなさい!私の愛しの妹ルビィ!!」
そして、私は勢いよく実家の玄関を開けました
ダイヤ「だたいま戻りましたわ!!」ガラララ
私が扉の先に見たものは・・
ルビィ「うゆ・・おねえちゃ・・うゆゆ」
私そっくりの何かがルビィの頭をひざまくらして、なでなでしている光景でした
ダイヤ「は!?わ、私!?な、な、な、なんですのこれは~~!!??」
??「あ、ダイヤさんじゃない!!お久しぶりです!!」
ダイヤ「へ?お、お久しぶり?あ、あなたは一体何者です!?名を名乗りなさい!!」
??「うふふ、誰だかわからない?善子よ!津島善子です!」
私そっくりの何かはカツラをとり、目のカラーコンタクトを外した
善子「ちょっと待っててね・・今ルビィを起こすから・・」
善子「ふふ・・ルビィ起きなさい・・」チュッ
善子さんはルビィの額に口づけをした
ダイヤ「な!なななななんて破廉恥な!!」
善子「え?ダイヤはこうやってルビィを起こしていたって言うから取りいれたんだけど・・まずかったかしら?」
ルビィ「うゆ・・あ!お姉ちゃんおはよう!!」
ダイヤ「ただいまですわ!愛しの我が妹よ!!」
ルビィ「うゆ?あなたどちらさまですか?」
ダイヤ「な~~~なななななな!!私を忘れたんですの!?あなたが大好きなお姉ちゃんの黒澤ダイヤですわ!!」
ルビィ「・・・ルビィを置いて東京に行っちゃったお姉ちゃんなんてしらないもん!」ぷい
ダイヤ「~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」ドタァ
私は声にならない悲鳴を上げて、その場に腰を抜かしてしまいました・・
なにかしゃべろうとして口を動かしますが、何を言えばいいのかわからず
金魚みたいにただ口がパクパクと空しく開くだけです
そう言ってルビィは私そっくりに変装した善子さんに抱きつきました
善子「あらあら・・ルビィったら・・甘えん坊さんですわね♡」
口調も私に真似て完全に私に成り気っている善子さん・・
完成度が高いのが何気に腹が立ちますわね・・
ダイヤ「い、一体私がいない間になにが起こったというのですの・・?」
花丸「それはマルが説明するずら」ひょっこり
ダイヤ「あら?花丸さんもいらしていたのですわね」
花丸「事の始まりはダイヤさんが東京で一人暮らしを始めた頃に遡るずら・・」
ルビィ「・・・・・・・」ズーン
花丸「ルビィちゃん・・最近元気がないずらね・・どうしたの?」
善子「なんだか眠そうね・・最近夜眠れてる?」
ルビィ「あんまり・・ずっとお姉ちゃんと一緒に眠ってたから・・おねえちゃんがいないと眠れなくて・・」
ルビィ「おねえちゃんに会いたい・・」
善子「気をしっかりもちなさい!!あなたのお姉さんはね・・あなたのお姉さんは・・!!遠いところへ・・行ってしまったの・・」
ルビィ「ひぐ・・えっぐ・・おねえちゃ・・会いたいよ・・」
善子「もういないの!!あなたのお姉ちゃんは・・もう・・いないのよ!!」
ルビィ「うえ・・うえええええええ~~ん!!おねえちゃ~ん!!おねえちゃ~ん!!」
花丸「なに泣かしてるずら!このバカ堕天使!!」バコッ!
善子「イダイ!?ち、ちょっと悪ふざけしただけよ・・戦争中のドラマとかにこういうシーンとかあるじゃない?あれやってみたかったのよ・・」
花丸「まったくもう・・」
ルビィ「うゆ・・善子ちゃんの手って暖かい・・なんか落ち着く・・お姉ちゃんみたい・・」
花丸「お~今善子ちゃんなんかお姉ちゃんって感じがしたずら」
善子「私ひとりっこなんだけど・・」
ルビィ「やっぱりお姉ちゃんが恋しいよぉ・・」
花丸「そうだ!!おもしろいこと考えたずら!!マルちょっとドン〇ホーテ行ってくるずら!!」
善子「あ!花丸・・もう・・」
ルビィ「善子ちゃん♪もっとなでなでしてほしいな♪」
善子「はいはい・・」なでなで
花丸「ただいまずら・・あれ?」
善子「ね~んね~んころ~り~よおこ~ろ~り~よ~♪」
ルビィ「zzzz・・zzzz・・」
花丸「おお~善子ちゃんがルビィちゃんをひざまくらして寝かしつけてるずら・・これはひょっとすると・・ほんとにひょっとするかもしれないずら・・」
善子「あ、花丸!なにいきなりドン〇ホーテに行ってるのよ!!私ずっとルビィの寝かしつけで大変だったんだからね!」
花丸「ごめんずら・・でも善子ちゃん・・やっぱり素質あるかもしれないずら・・」
善子「素質ってなんのよ」
花丸「ルビィちゃんにはやっぱりダイヤさんが必要ずら・・そこでこのカラーコンタクトの出番ずら!」
花丸「善子ちゃん!このカラーコンタクトを目にハメるずら」
善子「え?なんで私がそんなものハメないといけないのよ・・」
花丸「いいからさっさとハメるずら」
花丸「あとは・・この黒染めスプレーを善子ちゃんの髪にかけてっと・・」プシュー
善子「きゃあ!冷たい!な、なななにすんのよ!!」
花丸「これで・・完成ずら・・鏡を見てみるずら」
善子「なんだってのよまったく・・え?これって・・」
善子が花丸に差し出された手鏡を覗き込むとそこには、ダイヤさんにそっくりな姿の自分が映っていた
花丸「やっぱり・・前から善子ちゃんってダイヤさんに似てるって思ってたけど・・ここまでそっくりになるとはマルの予想以上ずら」
善子「信じられない・・まさか私がダイヤさんに・・」
花丸「あ、ルビィちゃんが起きたずら」
善子「あ、ルビィ」
ルビィ「お姉ちゃん・・・お姉ちゃんだ!!会いたかった・・!!」ぎゅー
善子「え?ちょっとルビィ!?」
花丸「おお~!大成功ずら!!ルビィちゃんの目をごまかすくらいの完成度ずら!!」
ルビィ「あれ・・・お姉ちゃんじゃ・・ない・・?善子ちゃん?」
善子「気づくの遅いわよ・・寝ぼけてんじゃないわよまったく・・」
ルビィ「うゆ・・それにしても・・善子ちゃんお姉ちゃんにそっくりだね・・」
善子「ダイヤにそっくりって言われてもなんだか微妙な気分ね・・」
善子「?なにかしら?」
ルビィ「しばらくの間・・その格好でルビィのお姉ちゃんになってくれないかな?」
善子「・・・え?」
ルビィ「善子ちゃんがその格好をしていれくれるとお姉ちゃんがそばで私を見守っていてくれているみたいでなんだか安心するの・・ダメ・・かな?」
善子「ま・・まあ・・ルビィがそれで安心するならかまわないけれど・・」
善子「それからという物はダイヤに成りきるために、練習に練習を重ね・・そしてついに・・ルビィに姉として認められるまでに至ったというわけよ・・」
ルビィ「おねえちゃ・・だいしゅき・・うゆ・・」ぎゅっ
ダイヤ(くっ・・!ま、まさか自分という存在を寝取られるとは思いもしませんでしたわ・・おのれ~)ギリギリ
私は歯を食いしばり、般若のような形相で善子さんを睨みつけます
善子(ひい・・ダイヤさんから殺気の籠った目で見られてる!!)
善子(こ、ここは家に帰った方がいいわね!決して逃げるわけじゃないんだから!戦略的撤退よ!)
善子「ふふ・・私そろそろお暇しなければなりませんので・・ルビィ?続きは本物のおねえちゃんにうんと甘えなさい・・それじゃ、これで失礼させてもらうわ」
ルビィ「やっ!おねえちゃん帰っちゃやだ!!」
善子「で、でもね・・?ほ、ほら!そこにダイヤさんいるわけだし・・私の役目はもう終わったのよ?」あせあせ
ダイヤ「ル・・ルビィ?ほら!お姉ちゃんですよ~通称KKD!!かしこい!かしこい!ダイヤちゃん!ですわ!!」
善子(なんでかしこい二回言ってんのよ・・この時点でかしこくない・・)
ダイヤ「いや~~~!!!ダイヤさんって呼ばないで~~~!!!!???」
花丸(ダイヤさんったら・・髪を振り乱して錯乱してるずら・・)
ダイヤ「NOダイヤさん!!YESお姉ちゃん!!」
ルビィ「つ~ん」
善子「うるっさ・・!!内浦中に聞こえるんじゃないかって声で叫ぶんじゃないわよ!!」
ダイヤ「ルビィ!!お姉ちゃんだってルビィと離れ離れになっているのはとても辛いんですわよ!?あなたのことを思っていない日なんて一日ありませんでしたわ!!」
ルビィ「お姉ちゃん?お姉ちゃんならここにいるよ?」ぎゅ
善子「こら!ルビィ!もうお姉ちゃんごっこはおわり!!」
善子(腕掴んじゃって・・恥ずかしいじゃないの・・もう//)
ルビィ「ふーん」つん
ダイヤ「ルウビィィィィィぃ!!!!!そっぽを向かないでくださいませ~~~!!!反抗期ですの~~!!!???」
黒澤母「あらダイヤ、戻ってらしたのですね?」
ダイヤ「お母様あああああああ!!ルビィが!!ルビィが反抗期に入ってしまいましたの!!!!」
黒澤母「ルビィ!あまりダイヤを困らせるんじゃありません!サファイアさん、花丸さん、ご飯ができましたのよ・・よかったら一緒に食べてってください」
善子「いえ私はそんな!!」
ダイヤ「ちょっと待ってくださいな・・なんですの?サファイアさんって?」
善子「この私!堕天使ヨハネの二つ名よ!!」
花丸「善子ちゃんは黒澤家の次女って言う設定ずら!」
善子「違うわよ!!」
黒澤母「善子さんはルビィによくしてくれて・・ルビィとのやりとりを見ていると本当にルビィのお姉さんなんじゃないかっていうくらいに仲良しだから・・サファイアさんって呼ばせてもらってるんですの」
ダイヤ「サファイアさん・・ねえ・・」
善子「な、なによ!!じっと見つめないでよ!!」
ダイヤ「ふむ・・しばらく見ないうちに背が伸びましたわね・・」
善子「そ、それはどうも・・」
ダイヤ(ルビィも懐いていて、ごっことはいえ姉としてのふるまいもよくできていた・・この子になら私の留守を任せることができるかもしれませんね・・)
ダイヤ「・・・決めましたわ・・ 善子さん・・いえ!サファイア!!私が内浦にいる間あなたを徹底的にしごいて、黒澤家に真にふさわしい人間に育て上げて見せますわ!!」
善子「本気にならないでえええええええ!!!!私はヨハネ!!ヨハネなんだからねええええ!!!???」
ダイヤ「そうと決まれば特訓ですわね!!まずはお琴に日本舞踊!!礼儀作法も仕込みな直さないといけませんね・・厨二病の治療・・そしてなにより、姉妹の絆を培わないといけませんね!!サファイア!!2人で風呂に入りますわよ!!私の背中を流してくださいませ!!」
サファイア「ち、ちょっと!?勘弁してよ!私はルビィにお姉ちゃんごっこしていただけで本気で黒澤家の人間になる気なんかこれっぽっちも!!それに私は善子よ!!え?ちょっと・・?あれ?私の名前サファイアになってない?」
花丸「善子?そんな人最初からいないずらよ?サファイアちゃんファイトずら!!」
サファイア「いやーーー!!!誰かタスケテええええ!!」ズルズル
花丸「あらら・・サファイアちゃんダイヤさんに襟を掴まれて廊下を引きずられて行っちゃったずら・・」
ルビィ「待って~~~!!!お姉ちゃんたちルビィを置いてかないで~~~!!!」タタタタ
花丸「・・・マルだけ花丸でなんだか寂しいずら・・マルにも黒澤家風の名前つけてもらえませんか?」
黒澤母「あらあら花丸さんも黒澤家に入りたいの?そうね・・ダイヤ、ルビィ、サファイアときたら・・・パールなんてどうかしら?」
パール「うん!ダイヤさんと対になっていそうな名前でいい名前ずら!人類皆兄弟ずら!!みんな待って~!!オラも一緒にいくずら!!」
黒澤母「あらあら・・娘がたくさんになっちゃったわね・・♪」
パール「ルビィちゃーん!!マルも今日からルビィちゃんの妹になったずら~!!黒澤パール!黒澤家の4女っていう設定ずら~!!」
ルビィ「ピギィィィ!!??は、花丸ちゃんも黒澤家の人間だったのお!!??」
黒澤母「あらあら・・しばらくにぎやかになりそうね・・フフ♪」
おしまいずら
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コメント一覧 (8)
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- 2018年05月21日 17:37
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- 2018年05月21日 17:53
- ウグッ
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- 2018年05月21日 22:37
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- 2018年05月23日 10:31
- コメントが汚い