提督「俺は暁に逆らえない」
・Sっ気が苦手な方は見ない方が良いです
・そんなに長く続きません
提督「文句いうな、これから当面の秘書艦は暁に決まった。これは決定事項だ」
暁「ふふん!ようやく暁が一人前のレディーとして認められたのよ!」ドヤア
暁「見ててね金剛さん!これからはレディーとして私が司令官をサポートするから!」
金剛「ぬううううん!」(血涙)
暁「ひうっ!?」ビクッ
提督「金剛!?大丈夫か!?色々と女子としてやばいことになってるぞ!?」
金剛「ぐうううう!....この私があんなお子様に先を越されるとハ......」
暁「な...なんですって!? ぷんすか!」
提督「(涙目だ....)」
金剛「DA☆GA!私はめげまセーン!いつか必ずその席を奪いとって見せマース!」
金剛「それまで!その小さくててかわいらしいneckをwashingして待ってるがいいデース!」
金剛「ふえええええん!悔しいデース!」
バタン!
暁「あーあ....行っちゃったね金剛さん」
提督「(見てて気の毒だな....)」
暁「ねえ?今の見た?司令官」
提督「えっ」
暁「いいお姉さんがあーんなに目をうるうるさせてべそかいちゃって.....」
暁「お子様みたいでか~わい~、ほんと笑っちゃう♪」
提督「お....おい....暁......」
暁「まっ....だからって秘書艦の席譲る気は更々無いけどねぇ~ふふっ」
暁「さーてと.....邪魔者も居なくなった事だし....これから暁とイイコトしよ?しれーかん?」ニタア
暁「暁との約束、忘れないでよね?」
暁「ふふっ.....ふふふふ♪」
提督「ヒエッ......」
提督「はーカレー美味かったー、さてと....面倒だけど午後の業務もしないとなー....」
ドカッ
提督「痛っ!」
電「はわわわ!司令官さんごめんなさいなのです!」
提督「電か、こっちこそすまん、怪我は無いか?」
電「大丈夫なのです!お気遣いありがとうなのです!」
提督「そうか....ん?電、足元にハンカチが落ちてるぞ?さっきぶつかったせいか」ヒョイ
提督「あれ?これ暁のじゃんなんで電が持ってるんだ?」
電「とりあえず拾いはしたけど電はこれから遠征があるからすぐには届けられないのです」
電「それで、どうしようかなって考えながら歩いてたら......」
提督「俺にぶつかっちゃったわけね
......」
提督「わかった!じゃあ俺が今から暁に届けとくよ!提督室からもそんなに離れてないしな」
電「本当ですか!?ありがとうなのです!司令官さん!」
提督「そんなに気い遣わなくていいから、また困ったらいつでも相談してくれ!」
コンコン
提督「おーい入るぞ~?暁いるかー?」
提督「返事がないな....まあ居なきゃ居ないで机の上にでも置いとけばいいか...」ガチャ
響「うっ.....ううっ....」モゴモゴ
暁「ふふ....その自由を奪われた姿....とっても可愛いわよ?響」
暁「ねえ?今どんな気持ち?実の姉に手足縛られて言葉責めにされて....」
暁「悔しい?惨め?それとも...ひょっとして興奮してるのかしら?」
暁「あちゃー.....バレちゃったかぁ...」ニヤア
提督「響!?大丈夫か?待ってろ...今取ってやるから....」ガサゴソ
響「プハっ.....司令官....助かったよ.....」
響「ありがとう....私....不安で不安で....」ウルッ
提督「おい暁!?響に何してるんだ!こんなに嫌がってるじゃないか!?」
暁「司令官はすっこんでてよ、今いい所だったのにぃ.....」
提督「(な.....こいつ本当に暁か?普段と態度も性格もまるで違う....)」
提督「まさか....また明石の変な実験か何かで....」
響「今まで本性を隠してただけで....暁は元からこういう性格なんだ」
提督「なっ.....」
暁「そ♪子供っぽく振る舞っとけば色々得できるからねぇ」
暁「早く立派なレディーになりたい?そんなわけ無いじゃない、こんな都合のいい特権自分から捨てるなんて馬鹿のすることね」クスッ
響「.......ね?わかっただろう?」
提督「でも....じゃあなんで響がこんな目に合わなくちゃならないんだ?」
響「私がそれに付き合わないと....何も知らない雷と電に同じことをするって言われて...仕方なく....」
提督「暁...お前....!」
暁「本性知られちゃったかぁ....でもどうする?司令官」
暁「この事みんなに言い触らしちゃう?でも普段の私とギャップがありすぎて誰にも信じて貰えないかもねえ」
暁「いざとなったらしれーかんよりもっと上の人に『司令官に変な噂を流される』って言えばいい話だし♪」
暁「そうだなあ....一番いいのは司令官が身代わりになってくれる事かなあ?」
暁「奪われた分のおもちゃは補充してくれないと♪」
提督「....」
提督「わかった....本当にそれでいいんだな?」
暁「おっけー!交渉成立!正直響のリアクションにも飽きてきたし丁度良かったぁ♪」
響「だめだ司令官!仮にもここのリーダーが私の為にそんなこと....」
提督「心配すんな!こっちは何とかするからお前はゆっくり休んでろ!」
提督「(この時俺は、相手が俺相手なら暁も下手な事は出来ない...後はストレス解消に適度に付き合ってやるだけで済む...そう考えていた)」
提督「(だが.....そんな考えは甘かったと後々痛感することになる....)」
暁「じゃあまずは暁がハグしてあげる」ムギュ
提督「なっ!?」カアア////
暁「あはっ、しれーかんか~わい~、こんなことで顔赤くしちゃって♪」
提督「ど....どういうつもりだ?」ビクッ
暁「どうもこうも無いわよ、暁は司令官の困った顔が見たいだけ、それ以上でもそれ以下でも無いわ」
暁「これから色々してあげるから覚悟しといてね?」ムギュ
提督「(なるほど....響と違って俺は上司だからこういう手段を取って来たわけか....)」
提督「(でもこれだったら寧ろ嬉....)」
暁「嬉しいご褒美.....とでも思ってる?」
暁「暁は司令官の鼻の下伸ばした顔が見たいんじゃ無いの.....困った顔が見たいのよ?」
暁「まあ私みたいな美少女相手じゃ仕方ないかもねぇ.....で・も」
暁「変態さんな司令官にはちょっとお仕置きしなきゃね?」
ギュウウウウ
提督「(ううっ....!く.....苦しいっ!?)」
提督「(ハグが締め付けに変わってきているっ!?)」
提督「あ...暁!離してくれ!きついっ!」
暁「ふふ.....離して欲しい?.......じゃあねぇ......」
暁「『私は暁ちゃんにハグされて鼻の下伸ばしちゃう変態です』って言えば離してあげる♪」
提督「なっ!?」
提督「苦しいっ!わかった!わかったから!」
暁「はいじゃあ言って?さん、にー、いち」
提督「わ.....私は暁ちゃんに......ハグされて鼻の下伸ばしちゃう.....変態です.....」カアア////
暁「はい、よく言えましたねしれーかん」パッ
提督「ハア.....ハア.....」
暁「ふふ.....いい子いい子♪」ナデナデ
提督「(こ....こいつ.....想像以上にヤバいぞ.....的確に人の恥ずかしいと思うポイントをついて来る.....)」
提督「(くそっ.....こんな恥ずかしい思いしたのマジで久々だっ.....!)」
暁「じゃあ次は何して遊ぶ?しれーかん?」
暁「えー」
提督「秘書艦になったからには雑用を手伝う義務があるはずだぞ、今はそれに従って貰う」
暁「さっき恥ずかしい思いされられたからって急に畏まっちゃって♪」クスッ
提督「うっ!?」
暁「まあいいわ、しばらく遊ばせて貰うからこれくらいはしてあげないとね?」
提督「(ふう.....とりあえずはこれで安心だろう.....)」
提督「じゃあ....バケツと雑巾渡すからそこの棚でも拭いててくれ」
暁「はーい♪」
提督「(上機嫌だな....俺にちょっかいかけれたのがそんなに嬉しかったのか....)」
提督「(まあ流石に雑用中はあいつも何も出来ないだろうな.....)」
提督「(さて.....俺も落ち着いたしそろそろ仕事に......ん?)」ジロッ
暁「♪」フキフキ
提督「(あいつ....あんなにスカート短かったっけ......?)」
提督「(中腰で拭き掃除してるだけなのに.....今にも見えそうだぞ....大丈夫なのか?)」
暁「.........」
提督「?シャッター音?」
暁「あはっ♪撮れちゃった、暁の後ろをガン見してるしれーかんのか・お♪」スッ
提督「なっ!?」
暁「ほんとにしれーかんって単純だよね~ちょっとスカート短くしただけでこれなんだから」
提督「ち....違う!俺はただ気になっただけで」
暁「ふ~ん.....気になって凝視しちゃったんだぁ?イケナいんだぁ♪」
提督「....!」ドキン
提督「お.....お前.....最初からこれを狙って.....!」
暁「ふふ...暁のおもちゃになったんだからどんな時でも気を抜いちゃ駄目なんだから♪」
提督「(末恐ろしい奴だ....)」
暁「さ!司令官、次はナニして遊ぶ?」
????「失礼するぜ!」
提督「あ.....ああ!入れ!」
摩耶「よっす提督!今演習から戻ったぜ!」
提督「摩耶か、お疲れ様」
摩耶「聞いたぞ?暁、秘書艦になったんだって!?」
暁「ようやく暁もレディーとして認められたのよ!えっへん!」
提督「(い....いつも見てる暁に瞬時に変わった....)」
摩耶「まあこいつ頼りないから頑張ってサポートしてやってくれ!」
提督「おい」
暁「任せて!他のみんなに負けないくらい一生懸命頑張るわ!」
提督「ん?」
摩耶「アタシ.......今日の演習で久々にMVP取れたんだ....」モジモジ
提督「マジか!最近スランプ気味って聞いてたが.....ついに日頃の成果が出たんだな!」
提督「凄いぞ摩耶!」
摩耶「エヘ....えへへへ....ありがとうな...提督....でも....褒めても何も出ねえぞ?」
摩耶「(やった.....!褒められたぜ.....!)」
バシャ!
提督「あーあ......バケツの水ひっくり返したのか....大丈夫か?摩耶」
摩耶「あ....ああ」
暁「ご....ごめんなさい!摩耶さんが褒められてるの見て...暁も頑張らなきゃって思ったら....手が滑って....」ウルウル
摩耶「はは!気にすんな!それよりもそのやる気を提督に向けてやってくれ!」
暁「あ....ありがとう....摩耶しゃん....」ウルウル
摩耶「じゃあアタシは部屋に戻るな!じゃあな!」
提督「おう、ゆっくり休めよ」
バタン
提督「全く.....本性はそれでもやっぱドジなんだな....まあ摩耶も怒って無いようで良かった....次からは気を付けろよ?」
暁「あはははははっ!」
提督「あ.....暁.....?」
暁「思った以上にピュアなのね?しれーかん」
暁「あんなのわざとに決まってるじゃない♪」
提督「な.....!?」
暁「全く....金剛さんにしろ摩耶さんにしろ.....揃いも揃って提督提督って....」
暁「ホント馬鹿だと思わない?もう司令官は暁から逃げられないのにね♪」
提督「お前.....なんでそんなことを....」
暁「誰だって自分のおもちゃに唾付けられるのは嫌でしょう?」
暁「それに知ってた?摩耶って提督のこと好きなのよ?特に演習のレギュラーメンバーの中では有名なの」
提督「なっ!?」
暁「でもさっきのはあからさま過ぎたなぁ.......所詮叶わぬ恋なのにね」
暁「で、ムカついたからちょっとお仕置きしてあげたのよ♪」
提督「.....!」ゾクッ
暁「しれーかん、暁の事.....怖い?」ムギュ
提督「ひ.....ひいっ!」ガクブル
暁「こんなに怯えちゃって.....お子様みたいでか~わい~♪」
暁「でも安心して?これからゆ~っくり.....じ~っくり時間をかけてしれーかんの面倒見てあげるからね?」
暁「しれーかんだけのレディーとして....しれーかんのこと.....暁色に染めてあげる♪」
電「全く.....暁ちゃんも物好きなのです....」
電「あの大した取り柄も無いヘタレ司令官さんのどこがいいのか.....理解に苦しむのです」
雷「あの適度な無力って雰囲気がいいんじゃない!その様子じゃ電もまだまだお子様ね」
響「まあ何にせよ一芝居打った甲斐があったよ、暁もお陰で大満足だ」
雷「暁と交代制になるのがちょっと不服だけどそこは仕方ないわね!」
雷「もう少ししたらうんと甘えさせてあげるから待っててね!司令官!」
電「電は司令官さんなんかどうでもいいのです。でも司令官さんを傀儡状態にすれば鎮守府で踏ん反り返ってる戦艦空母共を裏から顎で使えるのです」
雷「逃がさないわ!司令官!」
響「逃がさないよ、司令官」
暁「逃がさないんだから♪しれーかん♪」
どうしてもドSロリが書きたかったんです('A`)
「艦隊これくしょん」カテゴリのおすすめ
- 【艦これ】瑞鶴「どうしたの、おじいちゃん?」
- 隼鷹「提督…何で死んじまったのさ……」
- 提督「左遷(なが)されて」港湾棲姫「港町」
- 提督「強靭な精神は強靭な肉体に宿る」
- 提督「なんだぁ?上官にその態度は?服を脱げ!体罰を加えてやる!」
- 鈴谷「夜はこれから!」
- 羽黒「私とあなたの」提督「仲良し練度」
- 提督「今日から鎮守府は24時間活動するから」 阿賀野「……はい?」
- 提督「甘やかされた結果」
- 提督「お待たせいたしました、大喜利のコーナーです。司会の米亭提督です」
- 提督「俺の鎮守府が雰囲気悪くて笑える」
- 【艦これ】青葉「最近みなさんに恋人が出来たそうですよっ」
- 【艦これ】清霜「やったぁタイムマシンだ~!これで戦艦になれるねっ!」
- 電「こんなの、第六駆逐隊と認めないのです・・・!」
- 夕立「生理が来ないっぽい…」
「ランダム」カテゴリのおすすめ
- 前川みく「え…みくのファンが減ってる…?」
- 智絵里「Lack Luckの」ほたる「お仕事」朋「一日警察署長!」
- ミカサ(80)「エレンがまだ現役」
- 切嗣(どうしよう……女性のサーヴァントだ)セイバー「マスター?」
- 十神「おい、苗木!女風呂を覗くぞ!」 苗木「合点!」
- 春香「地獄先生」
- 【モバマス】幸子「ルールとマナーを守って楽しくLINEしましょう!」【LINE】
- ちひろ「プロデューサーさんは名前が読めない」
- キノ「ミニスカートを着用しないと入国できない国、ですか?」
- 男「寺生まれのTさんVS壁殴り代行」
- 世界のアシタカ「サンの時だけアホになります…1、2、ソナタァwwwwww」
- レヴィ「ロックの糞野郎!ファック!!」ロック「ファック?」
- ハルヒ「不思議探索に行くわよ!!」
- 天城「提督、提督っ」提督「ん」
- P「初めてのちーちゃんチャレンジ!!」
コメント一覧 (16)
-
- 2018年06月22日 04:48
- 若さはぷらずまなのです!
-
- 2018年06月22日 05:19
- 素材はいいのに短すぎなのと調理し切れてない感がある。
次回作に期待かな。
-
- 2018年06月22日 06:18
- 特に動機も無いのに、響は姉妹おもいだなあ(メダマグルグル)
-
- 2018年06月22日 06:19
- 暁が一番天使だったな
裏表のない暁は無邪気で可愛いわ
-
- 2018年06月22日 06:20
- 卑しい女共ずい……
卑しい女共ず~~い!!
-
- 2018年06月22日 07:39
- 末っ子のなのですちゃんを一番の鬼畜に仕立て上げるのヤメロ
-
- 2018年06月22日 08:11
- こんなのただの性悪じゃん
-
- 2018年06月22日 08:24
- はいはい暁の書いた妄想SS
残念ながらまだまだれでぃー()なのだ
-
- 2018年06月22日 09:05
- 戦闘のストレスにより重度の妄想と虚言癖を発症し兵役継続が困難なため解体
で終了
-
- 2018年06月22日 10:29
- 正直すき
自分より小さな子に支配される倒錯感ってたまらない
-
- 2018年06月22日 11:15
- 暁だけ自衛隊に入ってないからやさぐれてるとしか思えないなあ・・・観測艦あかつき早う・・・早う・・・
-
- 2018年06月22日 12:59
- ほんとドMって気持ち悪いわ
-
- 2018年06月22日 23:37
- こういうのも悪くない
-
- 2018年06月23日 19:43
- 戦艦空母を下に敷いてる電ちゃんください
-
- 2018年07月02日 15:28
- ぷらずまちゃんだけは平常運転
-
- 2019年03月04日 04:01
- 暁だけやばいのかと思ったけど全員で安心した