896 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:03/02/02(日) 22:07 ID:OP3PeWoh [1/3]
母子家庭で育った俺をいつだって気にしていてくれた祖父。
小学校低学年の時には、土曜の午後にわざわざ家に来てくれて面倒を見てくれた。
運動会が雨天延期になり、母が来れない時には、わざわざ運動会に応援に来てくれたっけ。
大学に合格し、関東から関西に移り住むことが決まったときに、親族の中で母以外に賛成してくれたのも祖父だけだった。
俺が、遠く離れた地で辛い思いをしないように、母に内緒で仕送りまでしてくれていた。
けど、祖父は、俺が大学二年のときに、亡くなった。
そんな祖父の口癖は「おまえは一人しか居ない息子なんだから、母親に心配をかけるな」だった。
その祖父の言葉があったためか、祖父の葬式中慟哭する母を見ながら、俺は涙ひとつこぼせなかった。


897 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:03/02/02(日) 22:09 ID:OP3PeWoh [2/3]

それから一年ほどたった夜に夢を見た。
祖父が亡くなって、建替えられたためにすでに存在しない祖父の部屋。
そこには俺と祖父しか居なかった。
祖父は、俺の頭をなでながら「お前の仕送りを増やそうと思うんだ。本を買うのに金は必要だろう」そういってくれる。
おれは、泣きながら「年金で暮らしてるんだから、そんな無理しなくていいよ」そう言っていた。
そんな俺を祖父は抱きしめてくれた。
頬にかかる冷たい感触で目が覚めた。


898 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:03/02/02(日) 22:09 ID:OP3PeWoh [3/3]

そんな夢を見たことを母に告げると、「おじいちゃんね、お前のためにお金を貯めていたんだよ。結局、お前の名義にする前に亡くなって、遺産分配で争いたくなかったから、手放したけど。おじいちゃんは、お前のことをいつだって気にかけていたんだよ。」
そんなことを聞いて、また涙が出てきた。
時を経て、人に話せるかと思って、ここに書き込もうとしたんだけど涙が止まらない。
おじいちゃん、俺がんばってるよ。だから安心してくれよ。

長文すまん






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