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【ケムリクサ】赤の女王仮説

ケムリクサ (82)

女性しかいないところに男性のわかばが現れた。これは有性生殖の起源のメタファーだが、それに関連するのが「赤の女王仮説」。ウィルスなどの寄生者の存在が、性を維持することのメリットをもたらしているというもの。1話のアカムシがウィルスモチーフだったことと吻合する。
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また、現在見つかっているなかで有性生殖をおこなう最古の生物は「紅藻」。その色はりん・りつ・りな達の髪の色に似ている。「みどりちゃん」はシアノバクテリアだろう。つまりケムリクサのモチーフの一つは、先カンブリア代における有性生殖の獲得である。
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赤霧は硫化水素、アカムシは硫化水素を利用する旧世代の生物、みどりちゃんは酸素を生み出すシアノバクテリア、りん達は酸素を利用する新世代の生物がそれぞれモチーフ。りんやりなの体から鉄材が出てくることと、酸素が海中の鉄を酸化・沈殿させたことが対応。
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たつき監督の前作は人類史というマクロをかばんというミクロに仮託して表現していた。今作ケムリクサは、ヒトの絶滅後を描いているようでありながら、実は原始生命がヒトに至るまでの生命史を姉妹とわかばに仮託している。つまり最終回では……二人は幸せなキスをしてカンブリア爆発
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