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takeya


※「EVO Japan 2019」の賞金受け取りにJeSUプロライセンスが必要かどうか定かでないため、一部記事の文章を修正しました。
チョコブランカ選手が明らかにしたのは『カプコンカップではJeSUプロライセンスが必要だったらしく、ももち選手が10万円しか貰えなかった』ということです。

2/18 訂正
ももち選手が2月18日の配信で詳細な説明を行ったため、記事内容を一部修正しました。
ももち選手が語った内容については、別記事で取り上げました。
以下のURLの記事でまとめています。


2月16日(日)に「EVO Japan 2019」会場から、チョコブランカ選手が自身のTwitchチャンネルで会場内の雰囲気を伝える高画質配信をしてくれました。
大盛況のイベントの光景を余すことなく伝えてくれたチョコブランカ選手。
その配信の中で、現在開催中の「EVO Japan 2019」や「Capcom Pro Tour(CPT)」をめぐる日本人選手の賞金事情を明かしてくれました。

それによると、ももち選手はJeSUプロライセンスを保有していない(拒否している)ため、7位タイ入賞の「Capcom Cup 2018」で受け取った賞金は本来の5000ドル(約55万円)ではなく、10万円だったそうです。
CPTのルールにもたしかに「賞金はそのプレイヤーの住んでいる国の法律や規制によって変更されることがある」という記述があります。
Notwithstanding anything to the contrary, the Prizes (including Cash Prizes) that can be received by a player may be modified and/or limited on account of the laws and regulations of the country in which the Prize recipient resides.
https://capcomprotour.com/rules/
一見すると、景品表示法の上限である賞金10万円以上の賞金を受け取るためには、例え海外の大会であってもJeSUプロライセンスを発行して貰わないといけないというルールがCPTに存在するように見えます。

「EVO Japan 2019」はCPTと関係ありませんが、国内で開催される高額賞金大会ですが
今回の「EVO Japan 2019」では、ももち選手はももち選手は賞金150万円満額を受け取るとのことです。
※「EVO Japan 2019」について仮定の話を当初記載していたため、誤解を防ぐため削除します。
配信のチャットではJeSUが関係しているといったコメントもあり、チョコブランカ選手の発言その通りなら、ももち選手がウィナーズTOP8に残っている「EVO Japan 2019」スト5AE部門で貰える賞金は以下のようになります。

「EVO Japan 2019」スト5AE部門の賞金
1位 150万円 → ももち選手は10万円
2位 60万円 → ももち選手は10万円
3位 30万円 → ももち選手は10万円
4位 18万円 → ももち選手は10万円
5位 12万円 → ももち選手は10万円
6位 12万円 → ももち選手は10万円
7位 9万円
8位 9万円
※「EVO Japan 2019」賞金受け取りにJeSUプロライセンスが必要だった場合。


チョコブランカ選手はプロライセンス制度や、ももち選手が高額賞金を貰えない事を批判する意図で発言したわけではないようですが、日本人選手が一部の格闘ゲームの大会で高額賞金を受け取るためにはプロライセンスも一緒に貰わなければならないというシステムがあるようです。


以下、チョコブランカ選手が賞金について語ったコメントを抜粋します。

・(賞金受け取りにJeSUプロライセンスが必要だとしたら)ももち選手は「EVO Japan 2019」で優勝しても賞金は10万円。
・「Capcom Cup 2018」もライセンスがいるらしく、ももち選手(7位タイ)の賞金は10万円だった。(本来なら「Capcom Cup 2018」7位タイの賞金は5000ドル。)
・制度に変わりないので、それで貰うのも変な話。
・プロじゃない(JeSUライセンスを持っていない)選手が優勝した場合は、その場で(ライセンスを?)貰えば賞金を貰える。みんな貰える。
・チョコブランカ選手「ライセンスを持ってる人みんなが、ゲームで生きていけるようになればいいなと思う。」

配信アーカイブ
https://clips.twitch.tv/ConsiderateAmericanRhinocerosFUNgineer

プロゲーマーももち選手がライセンス制度に物申す!「何のために作るのか?」「プロライセンスというものに、あまり良い印象を抱いていない。必要性を感じない。」