ガヴリール「仮面ライダージオウ?」
- 2019年05月21日 02:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
- 7 コメント
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ソウゴ「ふわぁ~、おじさんおはよう~」
順一郎「ソウゴくんおはよう、いま朝ごはん用意するね」
ソウゴ「うん、ありがとう……ん?ねぇ、これなに?」
順一郎「あ、これ?壊れたDVDプレイヤー、直して欲しいってお客さんに頼まれてね、中のディスクが出てこなくなっちゃったんだって」
ソウゴ「ふーん、そうなんだ」
順一郎「再生はできるんだけどねぇ、ほら」ピッ
テレビ「天使の羽ひろげて~、皆に祝福を~♪」
ソウゴ「あ!これって!」
ツクヨミ「おはようソウゴ……あら?」
ゲイツ「ジオウ!こんな時間まで寝てるなんて、いくら学校が無いからと言って……ん?なにを見ている?」
ソウゴ「おはよう2人とも!これね、ガヴリールドロップアウトだよ」
ツクヨミ「へぇ、この娘って天使なの?」
ソウゴ「そうそう、それでこっちが悪魔」
ゲイツ「ふん、くだらん」
ソウゴ「そうだ!未来から来た2人ならガヴドロの2期がいつ放送されるか分かるんじゃない!?」
ウォズ「残念だがガヴドロの2期は放送されないよ、我が魔王」
ソウゴ「ウォズ!それってどういう意味?」
ウォズ「そのままの意味さ……この本にはガヴドロの2期について何も書かれていない」
ゲイツ「そもそも、オーマジオウの支配する未来にアニメがあると思うか?」
ソウゴ「そんなぁ……」
ウォズ「この本によれば、祝え!誕生日を迎えた常盤ソウゴ、彼には魔王にして時の王者『オーマジオウ』となる未来が待っていた」
ウォズ「今回ソウゴが出会うのは、彼と同じく19歳の誕生日を迎えたばかりの女性」
ウォズ「そして、まるで天使のような姿をしたアナザーライダー……」
ウォズ「おっと、ここから先はまだ未来の出来事、でしたね」ドヤァ
ーーー
ーー
ー
ゲイツ「それでジオウ、お前はこれからどうするつもりだ?」
ソウゴ「うん、残りのライドウォッチも必ず手に入れるよ」
ツクヨミ「そっちじゃなくて……順一郎さんも言ってたじゃない?バイトしないのかって」
ソウゴ「えっ?」
ゲイツ「いくら未来の王とはいえニートは駄目だろう」
ソウゴ「いやでも、俺王様になるし……」
ツクヨミ「あ!あそこの喫茶店、アルバイト募集してるって!入ってみない?」
ソウゴ「え、ちょっと」
ゲイツ「行くぞジオウ!」
ソウゴ「えぇ~……?」
カランカラ~ン
店員「いらっしゃいませ!お好きな席へどうぞ!」
ツクヨミ「素敵な雰囲気のお店ね」
ゲイツ「悪くないな」
ソウゴ「いい匂い……でも俺、バイトなんてする気ないよ?っていうか、2人もバイトとかしてないじゃん」
ゲイツ「ぐっ」
ツクヨミ「それは……」
店員「あ、もしかしてアルバイト希望の方ですか?」
ソウゴ「いえ、そういうんじゃないんですけど」ブンブン
店員「それは残念……もし気が変わったら、いつでも応募してくださいね」
ソウゴ「あはは……」
ツクヨミ「私は、ブレンドコーヒーとケーキのセットでお願いします」
ゲイツ「俺はカフェオレをアイスで頼む」
ソウゴ「えっと、俺はこのブレンドコーヒーとフレンチトーストを……あれ?」
店員「どうかしましたか?」
ソウゴ「店員さん、どこかで会ったことある?」
ツクヨミ「あら、ソウゴの知り合いだったの?」
店員「どうでしょう、会ったことあるような、ないような……?」
ソウゴ「俺は常盤ソウゴ、キミは?」
ガヴリール「私は天真っていいます」
ソウゴ「天真、天真……名前は聞いたことないな」
ガヴリール「私はついこの前まで舞天高校に通ってました」
ソウゴ「舞天高校に知り合いはいないなぁ」
ツクヨミ「ソウゴの気のせいじゃないの?」
ソウゴ「そうかも……ごめんね!」
ガヴリール「いいえ~、それではご注文の品、少々お待ちください」
店の外「きゃー!」「化け物だー!」
ソウゴ「なんだ⁉︎」
ツクヨミ「もしかしてアナザーライダー⁉︎」
ゲイツ「行くぞ!」タッ
ソウゴ「うん!」タッ
ツクヨミ「ごめんなさい、また今度来るわね!」タッ
ガヴリール「え、あ、はい!ありがとうございました……?」
アナザーガヴリール「あぁ!人類滅びないかなァーー!!!!」
ソウゴ「いた!アナザーライダーだ!」
ツクヨミ「なんだか天使みたいな姿ね」
ゲイツ「さっさと片付けるぞ!」
ライドウォッチ『ゲイツ』
ソウゴ「オッケー!」
ライドウォッチ『ジッオーウ!』
ソウゴ「変身!」
ベルト『ライダーターイム!カメーンライダー!ジッオーゥ』
ゲイツ「変身!」
ベルト『ライダーターイム!カメンライダーゲイツ!』
仮面ライダージオウ「って、あれ?」
仮面ライダーゲイツ「俺達を無視してる、だと?」
舞天高生「ば、化け物……!?」
アナザーガヴリール「!」ピクッ
舞天高生「きゃー!!!?」
アナザーガヴリール「ガァー!!!!!!」バッ
仮面ライダージオウ「あの人が危ない!えい!」ジュウ!
アナザーガヴリール「!?」バキュン!
仮面ライダーゲイツ「ふんっ!」パンチ
アナザーガヴリール「ぐぁっ!」バキッ
アナザーガヴリール「神足通ゥ!」シュン
仮面ライダージオウ「えぇ!?」スカッ
仮面ライダーゲイツ「消えただと⁉︎」
ツクヨミ「上よ!」
アナザーガヴリール「天使の弓矢だァ!」
シュババババ!!!!!!
ツクヨミ「危ない!」
仮面ライダージオウ「うわぁっ!?」
仮面ライダーゲイツ「ぐっ!?」
もくもくもく……!
仮面ライダージオウ「うん、平気だよ……でもアナザーライダーが」
ゲイツ「くそっ、逃したか」バシュン
ソウゴ「あの瞬間移動は厄介だね」バシュン
ゲイツ「だがジオウⅡの未来予知とリバイブ疾風のスピードがあれば敵じゃない」
ソウゴ「次に会ったら必ず倒す」
ガヴリール「あ、あの、今のはいったい……?」
ソウゴ「え?さっきの店員さん?」
ツクヨミ「なんであなたがここに?」
ガヴリール「外の悲鳴が気になって……あの怪物はなんなんですか?」
ソウゴ「えーっと、とりあえずさっきの喫茶店に戻らない?」
ーーー
ーー
ー
ガヴリール「アナザーライダー……!?」
ソウゴ「俺達は人を襲うアナザーライダーと戦ってるんだ」
ゲイツ「しかし、さっきのやつは変なアナザーライダーだったな」
ソウゴ「俺とゲイツを無視して高校生を襲ってたよね?」
ツクヨミ「高校生を襲うアナザーライダー……そうだ!天真さん、この近くにある高校って、もしかして舞天高校?」
ガヴリール「そうですね、この辺りには舞天高校しかありませんけど……?」
ツクヨミ「舞天高生が襲われる事件……あった!ほらこれ見て」ピッ
未来Pad『2019年……舞天高生や、舞天高の卒業生が襲われる事件が連続で発生……被害者はーー』
ガヴリール「え、えぇ!?それって本当ですか!?」
ツクヨミ「きゃっ!?えぇ、本当だけど」
ソウゴ「もしかして天真さんの知り合い?友達とか?」
ガヴリール「はい、みんな友達です……!」
ゲイツ「なんだと?」
ガヴリール「あ、あの!ヴィーネ……月乃瀬って人は、被害者リストにいますか!?」
ツクヨミ「月乃瀬、月乃瀬……ううん、いないけど、その人がどうしたの?」
ガヴリール「私達は出身が同じで、もし襲われる人の共通点がそれなら次に襲われるのはヴィーネかもしれない……!」
ソウゴ「すぐに行こう!月乃瀬さんの所へ!」ガタッ
ソウゴ「天真さん?どうしたの?」
ガヴリール「実は、ヴィーネとはもう2年も会ってないんです」
ゲイツ「ん?同じ高校だったんじゃないのか?」
ガヴリール「それが、ヴィーネは高校2年の春から不登校になってしまって……」
ツクヨミ「いったい何があったの……?」
ガヴリール「分かりません……あんなに真面目だったヴィーネが、何で」
ソウゴ「とにかく、月乃瀬さんが襲われるかもしれないなら放っておけないよ!家の場所は分かるんだよね?」
ガヴリール「は、はい……」
ガヴリール「この先のアパートです」
ソウゴ「無事だといいけど……!」
バサバサバサッ!!!!!
ゲイツ「この羽音は!さっきのアナザーライダーか!?」
アナザーガヴリール「ウガァ!」バサァ!
ソウゴ「出た!」
ゲイツ「やはり月乃瀬を狙っていたのか!」
ソウゴ「……!」ピーン
ゲイツ「ボーッとするなジオウ!今度は最初から全力で行くぞ!」
ソウゴ「う、うん!ジオウⅡに……あれ?」
ゲイツ「ゲイツリバイブに……んん?」
ゲイツ「俺のリバイブウォッチもだ!確かに今朝はあったのに!」ゴソゴソ
ガヴリール「弓矢ァ!」ババババッ
ツクヨミ「危ない!」
ソウゴ「くっ、とりあえず、変身!」
ライドウォッチ『カメーンライダー!ジッオーゥ』
ゲイツ「変身!」
ライドウォッチ『カメンライダーゲイツ!』
ライドウォッチ『アギト!アーマーターイム!アギトォー!』
ジオウアギトアーマー「はっ!」
アナザーガヴリール「ぐぁっ!?」バキッ
仮面ライダーゲイツ「ジオウ!そいつをおさえておけ!」フィニッシュターイム
ジカンザックス『ユーミー!キバ!ギワギワシュート!』
ジオウアギトアーマー「え、ちょ、ゲイツ!?」
仮面ライダーゲイツ「弓矢には弓矢だ!はぁっ!」バシュゥゥン
アナザーガヴリール「くぅ、神足通ゥ!」バシュン
ジオウアギトアーマー「あ、ゲイツストップ!アナザーライダー消えたから!ストップ!」
ソウゴ「でもなんでジオウⅡウォッチとリバイブウォッチが無いんだろう」バシュン
ゲイツ「なにか変な事になっているのかもしれんな」
ツクヨミ「ねぇ、さっきのアナザーライダー、羽根の所に2017って書いてあったわ」
ソウゴ「2017年、2年前か」
ツクヨミ「名前はGabriel……ガブリエルかしら?」
ゲイツ「仮面ライダーガブリエル、聞いたことがないライダーだが」
ガヴリール「……」
ソウゴ「とにかく月乃瀬さんの所へ急ごう!」
ゲイツ「ああ」
ツクヨミ「そうね!」
ガヴリール「ここです」
ソウゴ「月乃瀬さーん?いますかー?月乃瀬さーん?」コンコンコン
ゲイツ「留守か?」
ガヴリール「……開きました」ガチャガチャ
ツクヨミ「合鍵!?なんで!?」
ドア「ガチャ」
ツクヨミ「!」
ゲイツ「これは、なんというか……」
ソウゴ「ゴミ屋敷……」
ガヴリール「……ヴィーネ、いるんでしょ」
ガヴリール「……ヴィーネ!なんで私を避けるの!?なんで、なんで会ってくれないの!?ねぇ!」
ツクヨミ「天真さん……!?」
ソウゴ「誰かいる」
ヴィーネ「……」ユラッ
ガヴリール「ヴィーネ……!」
ゲイツ「待て、様子が変だぞ」
ヴィーネ「ガヴリール、駄目なの……私は」
ガヴリール「ヴィーネ?どうしたのヴィーネ!?」
ヴィーネ「私はガヴと会っちゃ駄目なの!!!!!」
アナザーウォッチ『ガヴリールゥ…!』
ガヴリール「そ、んな……ヴィーネが、アナザーライダー……!?」
ソウゴ「やっぱり月乃瀬さんがアナザーライダーだったんだ……!」
ツクヨミ「ねぇ、今あのウォッチ、ガヴリールって言ったわよね……?」
ソウゴ「うん、そして月乃瀬さんは天真さんをガヴリールと呼んだ」
ゲイツ「つまりアナザーガヴリールは天真のアナザーライダーという訳か!?」
アナザーガヴリール「ウガァァァア!!!!」
窓「バリーン!!!!!!」
ガヴリール「ヴィーネ!待って!」
ソウゴ「追いかけようゲイツ!ツクヨミは天真さんをお願い!」
ツクヨミ「分かった!」
ガヴリール「ヴィーネ……!」
ドア「バーン!」
ソウゴ「月乃瀬さん!」
ゲイツ「追いついたぞ!」
ヴィーネ「来ないで!」
ソウゴ「月乃瀬さん、いったい天真さんと何があったの?」
ヴィーネ「私は……」
ソウゴ「2017年、2年前に何かあったんじゃないの?」
ゲイツ「タイムジャッカーに何かされたのか」
ヴィーネ「……全ては、ガヴリールのためだったの……ガヴのためのはず、だったのに」
ソウゴ「話してよ!俺達なら力になれるかもしれないからさ」
ヴィーネ「あなたもガヴと同じなの……なんで、なんで人の為にそこまで」
ソウゴ「俺、王様になりたいんだ!困ってる人は放っておけないよ!」
ヴィーネ「私は人じゃない!悪魔なのよ!」
ゲイツ「悪魔、だと?」
ーーー
ーー
ー
ガヴの部屋
ヴィーネ「もうガヴったら!今日も学校サボって!スカートだけ登校したって出席にはならないのよ!」
ガヴリール「そんなの分かってるよ!神足通の調子が悪かっただけ!」
ヴィーネ「はいこれ、スカート持ってきてあげたから明日はちゃんと学校行きなさいよ?」
ガヴリール「分かったって……」
ヴィーネ「それにしても……お姉さんが来る前に掃除したはずなのに、もうこんなに散らかってる」
ガヴリール「あの時は偽りの姿だったからね、今の私が真の姿なの」
ヴィーネ「はぁ……」
ヴィーネ(昔の綺麗なガヴリールに戻ったと思ったのに、あれは全部演技だった)
ヴィーネ(ゼルエルさんでさえ、今のガヴを更生させることは出来なかった)
ヴィーネ(あの時、高校入学前の春休みに、私がどうにか出来ていれば……!)
ガヴドロはアニメ最終話の後
ジオウは一応最新話の後だけど冬映画まで見てれば問題ないはず
ガヴリール「」
ヴィーネ「え、ガヴ?どうしたの?」
ガヴリール「」
ヴィーネ「嘘、時間が止まってる……!?」
スウォルツ「その女を昔に戻す方法ならある」
ヴィーネ「誰!?」ビクッ
スウォルツ「俺はタイムジャッカーのスウォルツという者」
ヴィーネ「サターニャのイタズラじゃなさそうね……それで、ガヴを昔に戻せるってどういう意味?」
スウォルツ「その女は天使だ、天使とは人間の為にその身を捧げる者……天使としての務めを果たそうとし過ぎた結果、その女は駄天してしまったのだ」
ヴィーネ「何が言いたいのよ」
ヴィーネ「そうかもしれないわね……そんな事が本当にできれば、だけど」
スウォルツ「俺ならできる」
アナザーウォッチ『ガヴリールゥ…!』
ヴィーネ「ちょ、何する気!?まさか本当に……嫌、ガヴの天使力を奪うなんて、私は望んでない!」
スウォルツ「お前の意見は求めん」
アナザーガヴリール「ウガァァァア!!!!!」
スウォルツ「今日からお前がガヴリールだ」
ーーー
ーー
ー
舞天高校屋上
ヴィーネ「あの男の言う通り、天使力を失くしたガヴは駄天する前の綺麗なガヴリールに戻ったわ」
ヴィーネ「いえ、正確には必要以上に人の為になろうとしなくなった……普通の人間の女の子になったの」
ヴィーネ「きっとその影響ね、他のみんなも……サターニャもラフィもタプちゃんも、みんな天使や悪魔じゃ無くなってしまった」
ヴィーネ「そして、それに関する記憶も失っていた……私1人を除いてね」
ヴィーネ「これは罰なのよ!ガヴリール達から奪ってしまった私自身への罰!私はもう、ガヴには会えない……!」
ソウゴ「月乃瀬さん……!」
ゲイツ「なら何故、舞天高校の生徒を襲う!天真の友人を襲ったのもお前だろう!」
ヴィーネ「それは、それは……!」
ソウゴ「タイムジャッカー!」
スウォルツ「正しくあろうとすればするほどに、悪の面が強く現れるのだ……まさに駄天使」
アナザーガヴリール「ウガァァァア!!!!!!!!!!!!」バシュゥゥン
スウォルツ「ジオウⅡウォッチもリバイブウォッチも無いようだが、さぁ、このアナザーガヴリールをどう攻略する?」スゥ…
アナザーガヴリール「ウゥ……!」
ソウゴ「月乃瀬さん!しっかりして!」
ゲイツ「どうするジオウ!ガヴリールウォッチが無いとこいつは倒せない!」
ガヴリール「ヴィーネ!」
ソウゴ「天真さん!?なんでここに!?」
ツクヨミ「ごめんソウゴ!どうしても行くって聞かなくて!」
アナザーガヴリール「ガ、ヴ……?」
ガヴリール「ヴィーネ!私には、今なにが起きてるのか分からないけど……でも、私はヴィーネを助けたい!」
アナザーガヴリール「ガヴ、あなたは、天使じゃなくなっても……!」
ガヴリール「何かが変わったとしても、それでも、私とヴィーネが友達なのは変わらないよ!!!!!!!」
アナザーガヴリール「ガヴ、私も、あ、あが、ウガァァァア!!!!!!!!!」
ゲイツ「マズイ!説得が効けば効くほどアナザーガヴリールは暴走してしまう!」
ソウゴ「ガヴリールウォッチさえあれば……!」
ガヴリール「ウォッチって、これですか!?」
ソウゴ「そうそう、それだよ!やった!」
ガヴリール「それじゃ、これでヴィーネは助かるんですね!?」
ソウゴ「うん!絶対助ける!月乃瀬さんも、天真さんも!」
ソウゴ「ゲイツ!こっちは任せる!」
ゲイツ「ああ!過去は頼んだぞ、ジオウ!」
アナザーガヴリール「アァァァア!!!!人類滅びないかなァァァァァア!!!!!!!」
ゲイツ「月乃瀬、お前に天真は傷つけさせない!」
ライドウォッチ『ゲイツ!』
ガヴリール「そうだ!あの、このウォッチも使ってください!」
ゲイツ「これは……?」
ーーー
ーー
ー
舞天市
アナザーガヴリール「うぅ……駄目、天使力が抑えられない……!」
ソウゴ「月乃瀬さん!」
アナザーガヴリール「あなた、誰……?」
ソウゴ「天真さんに託されて来た!キミを助ける!」
ライドウォッチ『ジッオーウ!ガヴリール!』
ソウゴ「変身!」
ライドウォッチ『アーマーターイム!ガヴリール!』~♪
ジオウガヴリールアーマー「天使の羽根ひろげて、天使っぽい気がする!」ビシッ
アナザーガヴリール「ガヴ……ガヴガヴガヴガヴゥゥゥウ!!!!!!!!!」
舞天高校
アナザーガヴリール「ウゥ……!」
ゲイツ「月乃瀬!もう少しの辛抱だ!」
ライドウォッチ『ゲイツ!サターニャ!』
ゲイツ「変身!」
ライドウォッチ『アーマーターイム!サターニャ~!』~♪
ゲイツサターニャアーマー「行くぞ!」
アナザーガヴリール「サターニャァァァァァア!!!!!!!!!」
ガヴリール「ヴィーネ……!頑張って……!」
ゲイツサターニャアーマー「くらえ!」
ジカンザックス『キワキワ撃ーちー!』シュバババ
アナザーガヴリール「二指真空返しィ!!!!!!」シュバババ
ゲイツサターニャアーマー「なにっ!?うぅっ!!」ゴロゴロ
ツクヨミ「矢を指で挟んで跳ね返した!?」
舞天市内
アナザーガヴリール「神足通ゥ!」バシュン
ジオウガヴリールアーマー「また瞬間移動!だったら俺も……神足通!」バシュン
アナザーガヴリール「!?」
ジオウガヴリールアーマー「とりゃっ!!!」キック
アナザーガヴリール「ウガッ!?」バキッ
ジオウガヴリールアーマー「今だ!」
ベルト『フィニッシュターイム!ガヴリール!』
ーーー
2019年
ゲイツサターニャアーマー「弓矢が効かないならキックだ!」
ベルト『フィニッシュターイム!サターニャ!』
アナザーガヴリール「サターニャァァ……!!!!」
ゲイツ「行くぞ!」
ベルト『サタニキア!タイムバースト!』
ドカァァァァン……!
ーーー
2017年
ベルト『ドロップキック!タイムブレイク!』
アナザーガヴリール「ウガッ!?」
(ジオウの天使の輪がアナザーガヴリールを拘束する音)
ジオウガヴリールアーマー「おりゃぁぁあ!!!ガヴリールドロップキーック!!!!!」
ドカァァァァン……!
ヴィーネ「それ、回し蹴り……!」バタッ
ーーー
ーー
ー
舞天市
ソウゴ「いやぁ、無事に解決して良かった良かった」
ゲイツ「それでジオウ、お前はこれからどうするつもりだ?」
ソウゴ「うん、今回手に入れた2つのウォッチはオーマジオウが持ってたウォッチとは違うみたいだからさ、残りのウォッチを手に入れるために」
ツクヨミ「そっちじゃなくて……バイトしないのかって話!」
ソウゴ「えっ!?」
ツクヨミ「ほら!あそこの喫茶店、天真さんと一緒にアルバイトすればいいじゃない!」
ソウゴ「え、ちょっと」
ゲイツ「行くぞジオウ!」
ソウゴ「えぇ~……?」
カランカラ~ン
ガヴリール「いらっしゃいませ~、お好きな席にどうぞ~」
ツクヨミ「すみません、アルバイトの募集見て来たんですけど」
ソウゴ「いや、だからツクヨミ?俺はバイトはしないって」
ゲイツ「観念しろジオウ」
ガヴリール「あ、ごめんなさい、もうバイトは募集してないんですよ」
ソウゴ「あれ?そうなの?」
ガヴリール「可愛い店員さんが増えたからね」ニヤニヤ
ソウゴ「可愛い店員さん?って、あ!」
ヴィーネ「ちょっとガヴ!そんな紹介やめてよ!恥ずかしいじゃない!」
ガヴリール「えー、いいじゃん、可愛いのは本当だし」
ヴィーネ「もう、ガヴったら/////」
ゲイツ「ああ……だが、今回のアナザーライダーは何だったんだ?このウォッチは本当に仮面ライダーの力なのか?」
ソウゴ「う~ん……」
ツクヨミ「ソウゴ?どうしたの?」
ソウゴ「いや、なんか眠くなってきちゃって」
ゲイツ「もうすぐ注文したコーヒーが来る、それ飲んで眠気を覚ませ」
ソウゴ「あ、なんか、ダメだ……睡魔が……zzz」
ーーー
ーー
ー
ウォズ「我が魔王!起きるんだ我が魔王!」
ソウゴ「ん……あれ、ウォズ?」
ウォズ「良かった、なかなか起きないので心配したよ我が魔王」
ゲイツ「んっ、俺は……寝ていたのか?」
ツクヨミ「ふわぁ……あれ?どういうこと?」
ウォズ「3人ともずっと眠っていたんだ」
ソウゴ「それじゃ、今までのは全部夢だったのか」
ゲイツ「妙な夢だったが」
ツクヨミ「え?もしかして3人とも同じ夢を見てたんじゃない!?」
ウォズ「なるほど……」
ソウゴ「ううん、ライダーじゃなくてガヴリールドロップアウトだったよ」
ゲイツ「言われてみれば、天真も月乃瀬も、ジオウが今朝見ていたアニメのキャラに似ていた」
ツクヨミ「アニメのキャラが現実に存在するなんて、アナザークウガの時の逆みたいね」
ソウゴ「そうか、そうだよ!ガヴリールドロップアウトは現実なんだよ!」
ゲイツ「はぁ?お前は何を言い出すんだ?」
ソウゴ「アナザークウガと戦ったあの世界は仮面ライダーが虚構の存在だったけど、俺達の世界では実在してるでしょ?」
ツクヨミ「そうね」
ソウゴ「だから逆に、俺達の世界では虚構の存在のガヴドロも、別な世界では現実として実在してるってこと!ね!」
ウォズ「確かに筋は通っている……さすが我魔王だ」
ゲイツ「くだらん」
ゲイツ「アナザーガヴリールはいなくなったが、お前がガヴリールウォッチを受け取ったからガヴリールの歴史は消えたままだぞ?」
ソウゴ「はっ!そうか!ヤバイ!ガヴリールにウォッチを返さなきゃ!おやすみ!zzz」
ツクヨミ「早っ!もう寝てる!?」
ゲイツ「やれやれだ」
ソウゴ「zzz」
(暗転する音)
ウォズ「果たして、ガヴリールドロップアウトの2期は放送されるのか」
ウォズ「この本によれば……おっと、これも皆さんにはまだまだ未来の出来事、でしたね」ドヤァ
ウォズ「そして、我が常盤ソウゴが次に手に入れるウォッチはーー」
NEXTレジェンド→?
おわり
ガヴリール「仮面ライダービルド?」
読む
ありがとう!
ちなみにビルド編の時系列は最終回の前だったはず
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コメント一覧 (7)
-
- 2019年05月21日 08:41
- なぜガヴドロとジオウをクロスさせた……!?
-
- 2019年05月21日 09:28
- 面白かったけど
途中の雑コラウォッチで笑ってしまった
-
- 2019年05月21日 10:00
- どうせライダーとクロスさせるならアマゾンズとクロスさせて、生まれた事が罪な哀れな子供に、ガヴドロの天使か悪魔が天国でも地獄でもどっちでもいいから居場所を与えてやってくれよ!
-
- 2019年05月21日 14:31
- ウォッチが雑コラすぎて笑う
-
- 2019年05月22日 06:27
- リュウソウジャーライドウォッチがあるって事は仮面ライダー以外でもライドウォッチは作れる
つまりガヴリールライドウォッチがあっても全然おかしくないな
-
- 2019年05月22日 18:45
- ガルパンのナカジマウォッチも大洗に置いてあるしな
-
- 2019年07月24日 20:42
- タプリスライドウォッチ出して