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バッハIOC会長インタビュー 東京五輪まで1年

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長へのインタビュー記事が、時事ドットコムに掲載されています。
その中で、バッハ会長はオリンピックへのeスポーツ採用について以下のように述べています。

—eスポーツの五輪採用をめぐる議論について。IOCは暴力的なゲームを問題視しており、五輪競技としてのeスポーツの採用は見送っている。
健全性の高いゲームなら、例えば2028年ロサンゼルス夏季五輪やそれ以降の五輪で採用される可能性はあるか。


「eスポーツにはチャンスがある。それはリアルなスポーツを模倣するeスポーツについての話だ。
例えば自転車やボート、セーリング、もしくはテコンドーのような対人競技でも、(ゲームで)現実のスポーツを模倣することができる。
われわれは検討を続けており、いつの日かスポーツとしてeスポーツが認識され、五輪の競技として認められることになるチャンスがあることは明確に見てとれる」



あくまでオリンピック採用のチャンスがあるのは、「eスポーツ」として昨今取り上げられている格闘ゲームやFPS、MOBAといったジャンルではなく、サッカーゲームなどのリアルスポーツをゲーム化したものに限定されるようです。

eスポーツのオリンピック採用の可能性については、以前のニュースで「暴力的なゲームは採用しない」「商業的側面が強くオリンピック採用は時期尚早」といったIOCのコメントが取り上げられました。

IOC、eスポーツのオリンピック採用は「時期尚早」との見解で一致。商業的な側面の強い市場に懸念も、対話は継続

IOC会長「暴力が取り除かれない限り、eスポーツのオリンピック採用はない」