辻斬り(♀)「フフフ……ハハハ……………今日はいい夜だねェ……。」
辻斬り「ほうら見てごらんよ……お月様がボクらを見ているよ…!こんなボクを照らしてくれる…………恩返ししなきゃ……。」
辻斬り「…………知ってるかい…?お月様ってのは、人の生き血が好きなんだァ……。たくさん生き血が見たいから、ボクの鬼に語りかけるんだよ……斬れってねェ……!!」
辻斬り「だから……お兄さんに恨みはないけど…………ここで死んでもらうよォ…………クフ……クフッ、ウフフゥ……!!」
みたいな感じで刃渡りのデカい刀をズロォ…って感じで引き抜かれたい
昔、武士が刀剣の切れ味や自分の腕を試すために、往来で通行人を斬ったこと。また、それを行う者。特に江戸初期には禁令が出るほど横行した。
ググってきたけどこういう意味だったんだな
辻斬り「ここを尋ねてくるのは大抵……スネに傷のあるような、汚い連中ばかりなんだ…………そんな綺麗な目をした人が来る場所じゃあないよォ……。」
辻斬り「…………ボクの心配をしてくれたの……?……………なにそれ……?」
辻斬り「…………………握り飯……?」
辻斬り「……………。」
辻斬り「……クッ………クフッ……クフゥフフフ……ッ!!」
辻斬り「……ボク…………アンタみたいなやつ……すごく嫌いだなァ………。」
辻斬り「…………ま……せっかく来たんだから、お茶でも飲んでいきなよォ…。…………これで結構……好きなんだよねェ、お茶…。」
今回はクフゥ系でやらせていただく
辻斬り「こんな夜分に、自分の家から気配がしたもんだから……てっきり盗人かと思って斬り殺そうかとも思ったが…………お兄さんじゃあ仕方ないねェ……フフ…。」
辻斬り「それに…………今宵浴びるぶんの血は足りたァ……おかげでゆっくり眠れそうだよォ………クフフゥ……!」
辻斬り「今日はいつもより多く殺せた…………たくさんたくさん血を吸えて、お月様もきっと大喜びだよ……ねェ、お兄さん……?」
辻斬り「……あーァ…………そんなに臭うかい……?…………ボクは気にならないつもりなんだが……血を吸わないお兄さんが言うなら、きっとボクは今さぞかし鉄臭いんだろうねェ……。」
辻斬り「……っ、しょ……っと…。……………?……………フフフ……ウブだねェ、お兄さん……。」
辻斬り「ボクはいちいち気にしないよォ……見たくないならそっぽを向いてくれてもいいし…………見たいって物好きだっていうなら…………もっと近くで見てみるかい……?………フフ……。」
辻斬り「…………クフッ……ようやく満足したみたいだねェ…。」
辻斬り「ボクは昔から、眠りが深い方じゃないから……休んでいるときでも、うっすらと……意識が残っているんだァ…。」
辻斬り「しかし、いくら薄い意識だとはいえ…………あそこまで熱心にまさぐられちゃあ、おちおち眠れやしないよ……お兄さァん…?」
辻斬り「……ククッ……ウフフゥッ……!……いやァボクは嬉しいんだよォ…。程度の差はあれ、お兄さんも結局…………ボクと同じ、気狂い側だったんだねェ………!!」
辻斬り「ま、そりゃそうさ………そうでもなきゃ、ボクのような気狂いに、いつまでもひっつき虫でいるわけがないからねェ…………クフフッ……あァ……ようやく程度が知れた…………底が知れたァ……。」
辻斬り「…………ンフ…………これでボクらは、もっともっと仲良しだねェ……。…………ちょっとやそっとじゃ……フフフゥ……。」
辻斬り「……これが、南蛮から渡ってきたっていう…?…………なんだか、珍妙な形をしているもんだねェ…。」
辻斬り「ここを、握って……指を……こう……?…………で……溝で、当たりをつけて……。………ッ!!?」
辻斬り「…………うるっさいなァ……耳が……鉄の棒で貫かれたのかと思ったよ…。あー…………あー、あー…………き、聞こ………んん……?あーーーーー……?」
↓
辻斬り「で…………これが、さっきのでできた傷……。………はァー……これはこれは………ああァ……。」
辻斬り「クフッ………いいねェ……ずいぶん艶っぽいまんまるができたじゃあないかァ……。…………あはァ……向こうの景色が、見えるよォ……!」
辻斬り「…………これでさァ……まんまるのお月様を見たらさァ……。…………さぞかしいい気分になれるんだろうねェ……。」
辻斬り「しかし…………誰の肉でまんまるを見ようかねェ…?こういうご馳走は、そこいらの名も知らぬ人間のを使っちゃ、お月様から叱られるってもんさァ……。」
辻斬り「こういうのはサ、特別な人の肉と血の匂いとで場を整えなきゃあいけないだろうよ…………特別な…………フフ……ねェ、お兄さん……?」
わりと銃に対しては好印象そう
半分起きててもいいからナニに使わせて頂きたい
辻斬り「…………おやおやァ……?…………クッフッフ…………どうやらボクの寝ているあいだに、手と足に栗の花が咲いたようだねェ……。」
辻斬り「この匂いは、生命の匂い…。…………昔っからこの匂いは……死ぬほど嫌いだった…………でも……お兄さんのは…………クフフッ……ウフフフゥ……!!」
辻斬り「……お兄さんの“花”は…………汚いから……だぁい好きだァ……。……ボクと同じような汚い……くっさい下衆の香りが……ねっとりとこびりついてェ…………ぅああァ………!」
喜びそう
辻斬り「……クフフゥ…………ボクの躰は、収まりがいいかい……?」
辻斬り「……ボクは…………気に入らないなァ……。眠るのは、もっと……冷たくて……固くて…………寂しいところが、いいんだけどねェ…。」
辻斬り「これじゃあ本当に……………意識が飛んじまうほど…………頭んなかが……壊れて……消えて……………。」
辻斬り「…………………。」
たまには12時間くらいゆっくり眠らせてあげたい
辻斬り「クヒッ!グゥヒッ!ね、ねェお兄さァん……!!き、気狂いの血が欲しいよォ……!!お、同じ気狂いの血を、ぼ、ボクにおくれよォ…!大事にするからさァァ!!」
辻斬り「毎晩ちびちび飲んで、お兄さんのことを想いながら濡らしてやるからさァァ…………ボクに惚れたんならいいだろォ…!?ボクに斬られたいだろォ!!斬るようなボクだから惚れたんだろォ!!?」
辻斬り「なァァァ頼むよ……!!一度だけ、一度だけでいいからさァ~その首を、首を首を…………ボクの鬼で舐めさせておくれよォ………!」
いざってときに敵対もしそう
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コメント一覧 (7)
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- 2019年10月15日 18:09
- 分かるマン
でも俺が死んだあと悲しんでくれそうになくて悲しい
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- 2019年10月15日 19:32
- いつの間にやらリクエストSSになってて草
でも、まぁ、悪くないかな。
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- 2019年10月15日 22:20
- ※1
眼を瞑ったら真っ暗にといいそうな辻斬りだな………オイ(笑)
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- 2019年10月16日 08:14
- 侍道2のお京さんを思い出した
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- 2019年10月16日 23:41
- 座頭市みたいなの想像した
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- 2019年10月20日 18:55
- 惚れた女にコロコロされるなら幸せかなって
あんまり無い!
殆ど無い!
少ししか無い!