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33: 修羅場家の日常 2015/06/30(火) 21:09:04.60 ID:aRHP3cRA

俺の昔の話、ムナクソ注意  1/2


学生時代、文化祭の出し物で喫茶店をする事になった、
天井をいろんな色の電球と折り紙で飾り付けて、窓は黒い紙で覆う、
幻想的な雰囲気の店で、『星空喫茶』と名付けてパンフレットにも載せて貰った




文化祭前日、
今までコツコツと作ってきた電球や折り紙を飾り付けた、
俺は椅子とテーブルを並べる係りをしてたんだが、
床に置かれた配線が邪魔だったから、何気なく壁のフックに引っ掛けて作業を続けた、

飾り付けも終わり、「一度電気を付けてみよう!!」と言う話になって、
リーダー格だったA子がコンセントを繋いでいった、
電球の数が多いから、4つの大きな束に分けてたんだが、
その内、俺が壁のフックに引っ掛けた一本がコンセントに届かなかった、
皆は今か今かと天井を見上げていて異変に気づかない、

不思議そうな顔でA子が「えいっ!」と配線を引っ張ると、
その勢いでフックが壁からすっぽ抜けてA子はそのまま尻餅を着いた、

次の瞬間、天井の装飾が一気に落下した!!


34: 修羅場家の日常 2015/06/30(火) 21:10:23.65 ID:aRHP3cRA

2/2


その後は最悪だった、
泣きじゃくるA子と怪我をした3人を先に返して、残りのメンバーで片付けたが、
電球の大半は割れて使い物にならず、滅茶苦茶になった教室の片付けで準備時間も終わった、

結局、パンフレットとはかけ離れた喫茶店をする事になり、
お客さんも全然入らなかった、中には説明を求めて来る人もいた、
何人かに説明する内に泣き出して、そのまま学校を飛び出してしまった子もいた、
最悪の文化祭だった

A子は文化祭の後しばらく学校を休み、
いつの間にか転校してしまった、
最後まで自分のせいだとは言い出せなかった。

すまんA子


35: 修羅場家の日常 2015/07/01(水) 00:03:33.88 ID:Or8E2yXn

オマエノシワザダッタノカ


引用元: 墓場まで持っていく話を書き込むスレ第25話