俺が窓際の席に座ると後から入ってきた人もそそくさと座席に座り始める。
そして、後からやってきた一人の女忄生が俺の隣の席に座った。

………。
俺は女忄生を避けるように窓際に寄った。

…。
まぁ、所詮他人である。

むしろあまり構わない方が相手の為だと思い、
横目でチラリと女忄生の状態を確認したあとはガン無視を決め込んだ。

スマホを取り出し、適当にネットを眺めていた。

そして電車が動き出して１０分が経った頃、事態は起こった。

横でうずくまる女忄生が小さくえずき出したのだ。
二人掛けタイプなので周りの乗客は気付いていないが隣に居た俺は気付いた。

吐く。
この人、絶対に吐く。

あとどれくらい保ってくれるかわからなかったが、そうもたないだろうと思った。

今の状況が、もし出勤時の出来事であれば俺はこの場から逃げていた。
ただでさえ憂鬱な仕事前に、隣でゲロなんて吐かれたらたまったものではない。
だが俺は帰宅時における気の余裕と、
偶然持ち合わせた良心が丁度いい具合に混ざり、
慌てず女忄生を介抱するべく行動に移った。

次に、窓側に座っていた俺の方に女忄生を移動させようとした。
酒が入っているので羞恥心があるかどうかはわからなかったが、普通の人間ならば電車の中で嘔吐物と異臭を撒き散らし周囲の注目を浴びるなんて完全にトラウマものである。
窓際ならば周囲の視線も若干ではあるが遮れるだろうと思っての行動だったのだが…

女忄生の限界は目前だったらしい。
今にも吐きそうだった。

もう間に合わない…。

俺は右手のポーチを半ば強引に女忄生の口に押し付け、
女忄生の肩に左手を回して引き寄せた。
女忄生は俺の両膝の間に顔を突っ込む体制。

………男女による「アレ」に見えなくもない卑猥な体制である。

少しでも周囲の目から遠ざける為に咄嗟にとった行動だったので不可抗力だ…。
…うん。

すると、その体制になったまさにその時、女忄生が小さな声で

女忄生「ｸﾞｴ…ｯ！」
女忄生「ｩｴｴｺﾞﾌﾞ……」

息を杀殳して吐き始めた。

一応周りに人がいるという意識はあったらしく、
声を出さないように努めているみたいだった。
が、一度吐き始めたらなら無理に止めたりせずに全部吐いてしまった方がいい。
俺は空いていた左手で女忄生の背中を摩った。

吐いている人の背中を摩るなんてした事なかったのでなんとなく新鮮な感じだった。

女忄生の嗚咽が周りに漏れ、近い場所にいた乗客がこちらに冷ややかな視線を送り始め、一部は離れ（逃げ）始めた。
俺は目が合った乗客に申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた。
状況的に女忄生と俺が知り合いのフリをした方が自然だと思ったので女忄生を心配する素振りで耳元へ近寄って

俺「大丈夫、大丈夫。」

と何が大丈夫なのか自分でもよく分からない慰め言葉を呟きつつ背中を摩ってあげた。

右手のポーチは水分の許容量を超えたらしく滴っていた。
汚臭は思ったほど酷くなかったがさすがに無臭とはいかず、独特な臭いが周りに漂い始めていた。
俺は摩っていた左手を止め、自分のバッグの中に放った香水を取り出し、辺りに無雑作に振りまいた。
持ち歩いていた香水が柑橘系のフレッシュなタイプだったので消臭の役割も十分果たしてくれたと思う。

バッグに香水を戻し、再び女忄生の背中を摩り始めた時に、俺の右手首がピチャピチャと濡れた。
どうやら女忄生が泣いているらしかった。

そういえば吐く時って涙出るよなぁと感傷に浸っていた。
手首にポタポタ落ちてくる涙がなんとも切なかった。

俺が降りるはずの駅はもう間もなく着く頃だが、
この女忄生を放って降りる気にはなれなかったのでやむを得ず乗り続けるのを覚悟した。
それより、この状況で見て見ぬ不利をする周りの人々にさすがにやや苛立ち始めていた。

でも無理もない。俺だって逆の立場であれば見て見ぬ不利をしていただろうし…。

はぁ…。

さて、これからどうしようかと途方に暮れそうになっていた時。

乗客「大丈夫？」

と、俺が降りるはずだった駅から乗り込んできた４０代かそこらの男忄生が声をかけてきてくれた。

俺「あ、はい。すみません…。」
乗客「その子具合悪いの？車掌さん呼ぼうか？」

おお。なるほど。そんな手があったか。

俺「すみません。お願いできますか？」
乗客「えぇ、呼んで来ますんで待ってて下さい。」

心優しい乗客のおいちゃん。ありがとう。

おいちゃんは言うとすぐに後方へ向かって行った。

おいちゃんが車掌さんを連れてくるまでの間、俺は女忄生の背中を摩っていた。
女忄生も既に吐き尽くしたのか、嗚咽もおさまり呼吸も整っていた。
しかし、恐らくは恥ずかしくて顔を上げられないのだろう。
ずっとうつ伏せのまま俺の右ひざにおでこを乗せ固まっていた。

しばらく女忄生を観察して大丈夫そうだと確認した後、
俺がポーチの口をそっと閉めた時に車掌さんが現れた。

車掌「大丈夫ですか？お客様。」
俺「えぇ、大丈夫です。」
車掌「コレ使って下さい。」
厚めのビニール袋を俺に差し出してくれた。
既にマスクを着用した車掌さんはこれまた持ってきていた毛布のようなタオルケットを女忄生に被せ、
そしてこれまた持ってきていた消臭剤やら消毒剤やらを辺りに振りまいていく。

（……慣れてるな…。）

きっと車内で吐く人ってそれなりにいるんだろうなと思った。

車掌さんは俺に対して
「次の停車駅で駅員を呼んで待機させているので一旦降りましょう」
と促し、電車の後方に戻っていった。
どうやらここへ来る前に次の停車駅へ連絡しておいてくれたらしい。
完璧過ぎるぞこの人……。　社会人としてすごく劣等感を抱いた………。

程なくすると次の駅に近づいてきた為、俺はタオルケットを女忄生の頭の上に改めて被せ直した。
顔さえ見られなければ起き上がっても恥ずかしさは随分軽減出来る筈である。

タオルケットの上から女忄生に話しかけた。

俺「次、降りますよ。」

女忄生から返事はなかったが頭が少し頷いた。

扉が開きホームへ出ると、連絡を受けていたのであろう女の駅員さんが立っていた。
ほとんど吐き尽くして酔いも冷めたのか女忄生の足取りはそんなに乱れていなかった。
女忄生は駅員さんに具合を聞かれた。
が、まだ喋る余裕はなかったらしい。

俺「えっと・・・」

俺は女忄生の代わりに駅員さんに状況を説明した。
せっかく早く帰れたのにタイムロスだなぁ…と心無い事を思いながら…。

手短に説明を終えた俺は

俺「これ、バッグ。」

ずっと持ったままだった女忄生のバッグをそっと返した。

俺「すみません。自分はこれで失礼します。」

と言いそそくさとその場を後にした。

駅員「どうもご協力ありがとうございました。」

と駅員さんにお礼を言われ軽く会釈し、女忄生にも視線を送った。
女忄生も駅員に合わせて小さく頭を下げていた。

女忄生にも会釈を返し、反対側のホームへ向かった。
途中、男子トイレに入り、手洗いとうがいを済ませた。

どうやら女忄生は駅の控え室のようなところへ誘導されて行ったらしい。

…やれやれ災難だった。

ちなみにポーチは車掌さんにもらったビニール袋にぶち込み処分してもらった。
あの小物入れの代用品をまた探さないと…。
やってきた逆方面の電車に乗り込んだ俺はスマホを使いAm○zonで物色を始めた。

―

それからしばらく経ったある日の事。

俺は相変わらず残業の毎日を送っていてその日も会社を出たのは夜の１１時過ぎだった。
終電の１つ前の電車に乗るのがもはや日課になりつつある。

人がポツポツとしか居ない駅のホームで電車を待つ。

―すると

ふと横から視線を感じた。
視界ギリギリのところで人の顔がチラチラ見切れる。
第六感とかではなく、完全に俺を２度見、３度見していた。

俺はチラ見する人に視線を移した。
視線を送っていたのは女忄生…。

…

あ…。

本来であれば他人と偶然にも目が合ってしまった場合、すぐに視線を外すのだが横にいた女忄生は以前、電車内でゲロった女忄生となんとなく雰囲気が似ていた。
ので、疑念のような視線を送ってしまった。

すると女忄生が

女忄生「あ、あの」

話しかけられた瞬間「あぁ、やっぱりあのゲロった人だ」と確信した。

実のところ逃げ出したかった。
知らんぷりをしてしまいたかった。

が、返答した。

俺「……はい。」

女忄生「こ、この前、電車で………の方ですよね？」

ずいぶん省略された質問だったが、無理もない。
俺はコンマ数秒悩んでから覚悟を決め…。

俺「あ……。はい。…もう具合、大丈夫ですか？」

あれから数日経っているのだからまだ具合が悪いわけがない。
ただ、返答としては間違っていなかったらしい。

女忄生「やっぱりそうですよね？！本当にご迷惑おかけしました。」ﾍﾟｺｯ

返答一発目で物凄く丁寧に謝られ、俺は密かにホッとした。
改めて女忄生を見ると随分物腰の柔らかそうな人だった。

美人とか可愛いとかいうタイプの顔ではなかったが、おっとりした優しげのある顔だった。

なんだかんだで、あの日は最初から最後まで女忄生の顔はほとんど見えなかったからなぁ…。

俺「い、いいえ…俺なんもしてないですよ。」
女忄生「そんな事ないです。本当に助かりました。」

元々女忄生と話すのは得意でもなく、職場も年配のおばさん以外に若い女忄生は居ないので俺は少し緊張していた。

丁度その頃、待っていた電車がホームに入ってきた為、俺と女忄生は電車の中に乗り込んだ。

空席はたくさんあったが、なんとなく扉横の隅にある手すりに?まり立っている事に決めた。
すると女忄生も俺に添う形で近くの取っ手に捕まって俺に喋り始めた。

女忄生「いつもこんな時間まで残業とかされてるんですか？」
俺「あ、はい。最近はほぼ毎日ですね…。　えっと…、」
女忄生「はいｗ　私も残業です…ｗ　でもまぁ今日はたまたま、というか。」
俺「あぁ、そうなんですか。お仕事、何されてるんですか？」
女忄生「っと…。その。ゲームを作ってます。」
俺「ゲーム？」

ゲームという言葉に思わず反応してしまった。
俺はけっこうゲーム好きである。

女忄生「はい。ＰＳ３とかのソフトを作ってる会社で働いてます。」
俺「おー、凄いっすね。俺もゲームやりますよ。」
女忄生「本当ですか？！普段どんなのやってらっしゃるんですか？」

俺「…オンラインゲームとかよくやってますね…。」
女忄生「お〜･･･。」

・・・。

どうやら女忄生が期待していた答えではなかったらしい。

それが今の嫁です。

とかないよな？

ないよな、、、？

俺「どんなゲームを作ってらっしゃるんですか？」
女忄生「…うーん。最近は対戦系のゲームを…。あまり有名な会社ではないので、知らないと思いますけど。」
俺「なんて名前の会社です？」

興味津々の俺。

女忄生「えっと、○×って会社です」
俺「ぁ、知ってる」

何が『あまり有名じゃない』だ。
ゲーム好きならそれなりに知れてる会社だった。

女忄生「ご存知でしたか？」
俺「はい。でもすみません。そこのゲームはやった事ないです。」
女忄生「あらら…。」
俺「すみません……。」

ちょっと気まずくなってしまった。
この空気は嫌なので話題を変えようと思った時

女忄生「…そ、それよりこの前の事なんですけど。」
俺「え？」
女忄生「その…会えてよかったです。本当にありがとうございました。ずっとお礼言いたくて」
俺「あ…いや、別に…。」

ドキッとした……。心臓がドクンってするのがわかった。
「会えてよかった」とか女忄生に言われるのは初めてだったから。

女忄生「あの日、友達との飲み会の帰りでして」

女忄生は淡々とゲロッた日の事を話し始めた。
きっと気にしているのだろうと思い、あえてあの日の話題は避けていたのだが、
まさか向こうから話を振ってくるとは

俺「お酒は弱い方なんですか？」
女忄生「はい。なのであまり飲みません。」
俺「あんまり飲まないタイプなのに、飲まされちゃった感じですか。」
女忄生「久しぶりに会った友達と居酒屋に行って…、少ししか飲まないつもりだったんですけど…」
俺「…隣に居ただけでもお酒の匂い凄かったですよ。」
女忄生「はい。私、飲めないわけじゃないんです。飲むとすぐ頭が痛くなるから飲まないだけで。あまり悪酔いしたりもしませんし。」
俺「あぁ･･･そういう事ですか。」

俺「で、その帰りだったわけですね。」
女忄生「えぇ。店を出た時点で既に頭は痛かったんですけど、改札口を通った辺りで吐き気までしてきて…」
俺「…。」
女忄生「その日は、仕事で先輩に理不尽な怒られ方して、イライラしてたので…自棄酒飲んじゃいました。」
俺「なるほど…。」
女忄生「あとは……あんな感じです。」
俺「色々大変でしたね。」
女忄生「いえ、本当にご迷惑おかけしました。」ﾍﾟｺｯ
俺「あぁ、もう謝んなくていいですから」ｵﾀｵﾀ

女忄生は思っていた以上にお喋り好きだった。

俺も会話をしていて楽しかったのだが
どうしても払拭して起きた事があった。
女忄生の態度からして大丈夫だと思いつつもハッキリさせておきたい事が。

俺「というか、すみませんでした。」
女忄生「？？」
俺「その…身体ベタベタ触ってすみませんでした。」
女忄生「え？」

―

(軽く愚痴の篭った私事です…)

俺は過去に、駅のホームで並んでいる時に「お尻を触られた！」と前の女に叫ばれ、警察に突き出された事がある。
当時、俺は就職したばかりだった。
慣れないスーツに身を包んで会社へ向かう際に痴漢呼ばわりされたのだ。
完全に冤罪だった。でも証拠が何もなかった。
結果から言うと俺は幸い逮捕はされずに済んだ。
ホームの監視カメラに俺と女が映っていたらしく、
俺が女の尻を触っていないのが映像で確認出来たとの事だった。

しかし、警察に取調べを受けている時間は正直、生きた心地がしなかった。

それからというもの、俺は電車を使わずに出勤する手段を考えた。
ただ、仕事を始めたばかりの平社員には金銭面で無理をする余裕なんてなかった。
電車出勤はやむを得なかったので、出勤時間早めにずらし、駅のホームでは最前列か男忄生の前にしか並ばないようにし、電車内では両手を手すりに置くか、座って手を組んだりスマホを扱うよう心がけた。

俺はその日から冤罪の恐怖を植え付けられた。
このゲロった女忄生が始めに俺の隣に座ってきた時、
避けるように窓際に寄ったのはその名残だったと思う。

―

女忄生「はい？」
俺「あ、いや。色々とお節介だったかなって思ってたので。」
女忄生「？？　いや、そんなわけないじゃないですかｗ　ホントに感謝してますから。」
俺「…だったら、よかったです。」
女忄生「ははｗ」

女忄生が微笑んでくれて心底ホッとした。
言葉に例えるのが難しいけど本当にホッとした。

俺は今日このホームで女忄生と再会した瞬間逃げ出そうと思った。
冤罪の事が頭から離れない俺はいつかこのゲロッた女忄生が現れて
「ドサクサに紛れて私の身体触ったでしょ！！」と俺を引っ立てにこないか一縷の不安と恐怖を抱えていた。
親切心で介抱してあげたのだから、そんな筈が無いと思ってはいても別に女忄生に介抱を頼まれたわけでもない。
それに身体を触ってまで色々してあげる理由もなかった。

だから俺はホッとした。
この女忄生が俺に対して心から感謝してくれていた事に。

女忄生「見ず知らずに人にここまでやってくれる人がいるんだってちょっと感動してたくらいです。」
俺「あ、…いや…。」

なに言ってんだこの人。

俺は内心で「運わりぃ〜」とか「早く帰りてぇ…」だの思ってた腹黒だぞ。
別れたあとトイレですぐ手洗いうがいしたし。

女忄生「私の方こそ、ごめんなさい。一言すらお礼も言わずに…。
何度お礼言っても足りないと思ってます。」

俺「いや。…そんなに感謝してもらえたなら、俺も嬉しいです。」

本音だった。

こんなにイイ人もいるんだなって思った。
ここまで親切に感謝出来るこの女忄生の方が腹黒の俺なんかよりよっぽどイイ人である。

そんな事を思っていると…

女忄生「あの。」
俺「はい？」
女忄生「よかったら、連絡先とか教えていただいていいですか？」
俺「え？」
女忄生「あ、ご迷惑であればいいんですけど」

自分の情報を女忄生に渡す事に反射的に不安を抱いたがすぐに迷いは消えた。

俺「全然構いませんよ。」
女忄生「ありがとうございます。ちなみにLINEとかやってます？」
俺「はい。」
女忄生「おー！じゃあID教えて下さい！」

てな感じでゲロッた女忄生とLINEでやりとりをするようになった。

連絡先を交換した翌日に女忄生からLINEで連絡があって
『袋、弁償したいので今度一緒に買い物に行きませんか？』とお誘いがありました。
弁償なんてしなくていいと断りましたが、どうしても！
という女忄生の強い押しに負けて、一緒に買いに行く事になりました。

その日、生まれて初めて女忄生とデートをしました。

そんな出来事があったのが丁度去年の12月のクリスマス前の事です。

いまもその女忄生とは恋人同士という形でお付き合いさせていただいています。

終

お話尻すぼみな感じですみませんです…。
……なんか質問ありましたら答えます。

なんだと…？

電車男おおおおお

おめでとー！！

ちょっと電車でゲロ吐いてくる

おめでとう
仲良くしてください

学生の頃朝の通学電車で横に立ってた女の人が突然盛大に吐いて
私の服にもそれがかかり、そばに座ってたお婆ちゃんと私でひたすらその女の人の背中なでた
でも次の駅に止まった途端に女の人は飛び出していった

私はゲロのついた服で移動もできずにどうしたらいいかわからないまま呆然と立ち尽くし
目的の駅で降りてからトイレで泣いた思い出が蘇ってきた

>>152
探してただろうな。どうせ無理だと思ってたからこそ、見つけたときは運命とか感じたんだろう。

それにしても良い人というイメージが最初に付いたから、良い人じゃないといけないみたいなプレッシャーがありそうだｗｗ

本当に行動てきるのは優しい証拠だし一年続いてるなら大丈夫そうだけどな。

>>152
一言私にお礼を言いたかったのだそうです。
あの日から同じ時間・同じホームで私の事を探してくれていたそうですが
よりにもよって私はあの日、たまたま早めに帰宅出来た日だったんですよね…。
彼女は普段７時頃に帰宅するらしいので、２時間近くも電車をずらして私を探していてくれた事を後から教えてもらいました。
もの凄く申し訳ない気持ちになりましたが、それと同じくらい凄く彼女の事を好きになりました。

私と会った日は、会社の半年に１度のイベントで偶然遅くまで残業をしていたらしく
混みやすい終電を避けて、終電より１つ前の電車で帰るつもりで会社を出た日だったそうです。

ちなみに最近は特に忙しいらしく、残業の毎日だそうです。
以前は東京へ日帰り出張なんかにも行ってました。

>>157
初デートではド緊張のあまり、一緒にショッピングモールへ行って
ただひたすらうろうろしていた事と俺から話しかける事はなく、
完全に受身状態だった事くらいしか覚えてません。
改めて思うと、彼女はよくそんな私を見て愛想を尽かさなかったなと思います…。
大晦日でのデート以降は気を改めてちゃんと会話が出来ていたと思います。

デートは月に１、２回のペースでしたが、私からデートに誘ったり
話題を振ったりなんかは一度もなかったような気がします…。
完全に草食系です…。

ちなみに告白したのは私の方からです。

先日このスレを立てた>>1です。
立てたスレの事が気になって覗いてしましました…。
すみません…。

蛇足になるかもしれませんが質問いただいてたレスにお答えしておきます。

冬は映画やショッピングモール等、屋内のお店でのデートばかりだったのですが
春になって外でも初めて公園でのデートをした日に芝生にシートを敷いて
二人でぐで〜っと横になっていて、彼女と目が合った時に思わず告白しちゃいました。

俺「……、俺、○○さんの事好きです。」
女忄生「ふふｗ　私はずっと前から好きでした。」

ってな感じだったと思います。
お互いに好意を持っている事は感じていましたので、特に緊張とかはしなかったです。
そのあと二人で寝転びながら初めてキスをしました。

それからまた色々ありましたが、今も仲良くさせていただいてます。

クリスマス前にうらやましくなるような話をするでない。

お幸せに

>>183
明後日までスレが残ってたら書くかもしれません。

でもなぁ、結婚式で馴れ初め語るときは…
「体調を崩した新婦さんを介抱し」
あ、めっちゃイケメンなだけだった

ただし娘がうまれて大学生にでもなった日にはどうするｗ