929: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2014/02/10(月) 03:24:00
小学生のとき、通学路の土手、橋の下にちと狂ったおっさんがいて、
俺らはいつも石を投げたりして馬鹿にしていた。
ある日、友人の中でもかなり馬鹿っぽい奴が
帰宅途中に長い棒を拾って、ドラクエの勇者気取りで振り回しては悦に浸っていた。
俺らはいつも石を投げたりして馬鹿にしていた。
ある日、友人の中でもかなり馬鹿っぽい奴が
帰宅途中に長い棒を拾って、ドラクエの勇者気取りで振り回しては悦に浸っていた。
そして、おっさんの住処に近づき、そいつはなぜか棒を振り上げながら
おっさんに突進していき、棒でばしばし殴った。
おっさんは「やめてください、やめてください」って敬語で俺らに嘆願していた。
友人は「やめて欲しかったら『かいだん』って漢字で書いてみろよ!」
って言った。ちょうどその日学校で習った字だ。
おっさんは橋のコンクリの所に小石で、『階』のつくりと偏が逆になったような物を書いた。
『段』は書けなかった。
友人は、「ばーか、こうかくんだよ!」ってその横に『階段』って書いた。
気がすんだのか、それ以上何もしなかった。おっさんはうずくまっている。
その日も、普通に遊んで帰った。
それからしばらくして、そのおっさんが捕まった。
銃刀法違反で。やくざの方々から拳銃を預かっていたそうだ。
撃ち殺されなくて良かった。
おっさんに突進していき、棒でばしばし殴った。
おっさんは「やめてください、やめてください」って敬語で俺らに嘆願していた。
友人は「やめて欲しかったら『かいだん』って漢字で書いてみろよ!」
って言った。ちょうどその日学校で習った字だ。
おっさんは橋のコンクリの所に小石で、『階』のつくりと偏が逆になったような物を書いた。
『段』は書けなかった。
友人は、「ばーか、こうかくんだよ!」ってその横に『階段』って書いた。
気がすんだのか、それ以上何もしなかった。おっさんはうずくまっている。
その日も、普通に遊んで帰った。
それからしばらくして、そのおっさんが捕まった。
銃刀法違反で。やくざの方々から拳銃を預かっていたそうだ。
撃ち殺されなくて良かった。
930: 猫戦車 2014/02/10(月) 06:05:00
撃ち殺されてれば後味のイイ話になったのにな(w
931: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2014/02/10(月) 10:03:00
確かに撃ち殺されればよかったのに。
そのおっさんは何故撃たなかったんだろうか
後味わる
そのおっさんは何故撃たなかったんだろうか
後味わる
932: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2014/02/10(月) 10:37:00
>>929
うーん
後味が悪いのは、大人になって、自分がしたひどいことを反省しての
カキコじゃなく、
自分のことを心配して・・・っていうトコ。
ろくでもないヒトだね
そのおじさんは確かに、普通ではないところもあっただろうけど、
暴力に耐えて、子供にやりかえさないイイヒトじゃないか
うーん
後味が悪いのは、大人になって、自分がしたひどいことを反省しての
カキコじゃなく、
自分のことを心配して・・・っていうトコ。
ろくでもないヒトだね
そのおじさんは確かに、普通ではないところもあっただろうけど、
暴力に耐えて、子供にやりかえさないイイヒトじゃないか
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引用元: ・後味の悪い話 その6